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セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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「大人の関係」R-18 SSセバシエ
久しぶりのセバシエ更新♥
 昨日、心臓のエコーの再検査してきて、異常なしでホッとした九条でした((+_+))
 10年ぶりくらいに、前々々職の時の友人(13年上)とお会いして、診察終わっていたのに、私が呼ばれるまで待っててくれた彼女の御蔭で、待ち時間が苦痛に感じませんでした(^-^)
 友達っていいなぁ♥
 携帯持たないから、連絡つけれないんだよね、彼女・・・
 
    

     「大人の関係」
 たまにあいつは拗ねる。
 「じゃあね、シエル」
 そう言って、エリザベスは帰って行った。
 風の様に現れて、風の様に去って行く。
 婚約者・・・
 厄介な存在・・・
 僕は好きでなった訳ではないのに・・・
 僕が『シエル』である限り、続く関係・・・
 
 「坊っちゃん・・・今夜、お邪魔致します・・・」
 夕食の時、あいつは給仕しながら、小声で呟く。
 魂を喰らうまでの間の食事、悪魔に取っては、ただの暇つぶしだと思うが、拒否は出来ない。
 僕の過去を知りながら、僕の身体を求めるとは・・・
 悪魔は不浄を好むとは、良く言ったものだ。
 
 チャプッ・・・
 ゴシゴシ・・・
 「い・・・痛い・・もっと優しくしろ!!!」
 「申し訳ございません・・・」
 はぁ・・・これじゃ今夜は寝かせて貰えるのか?
 たかが、頬にキスされたくらいで・・・
 親愛のキスなど、世界中に有り触れてるだろうに・・・
 悪魔には、それすらも許されないのか・・・
 溜息が出る・・・
 
 「では、坊っちゃん・・・」
 シュルッ・・・
 こいつ・・・ネクタイを外した・・・
 今夜は本気なんだ・・・
 僕が気絶するまで許して貰えないと言う事か・・・
 髪もきちんと乾かされて、もう寝るだけだと言うのに、鬱陶しい・・・
 仕方ない・・・
 駄犬に付き合ってやろうか・・・
 僕は考える。
 エリザベスとは、こんな関係にはならないだろう・・・
 僕の生は、こいつの腹の中で終わるから・・・
 「あっ・・・セバスチャン・・・」
 「んっ・・・坊っちゃん・・・」
 珍しく、身体を熱くするセバスチャンが愛おしい・・・
 絶対に言ってやらんが・・・
 身体だけの関係を
『大人の関係』って言うのだろう・・・
 では、僕達は・・・
 契約で縛られているだけなのに、お互いを求めるのを不快に感じない僕は?
 過去に穢されても、セバスチャンに抱かれるのは、嫌じゃない・・・
 嫌な事も、快楽の波に呑まれている間は忘れていられる。
 今夜は悪夢を見る事なく、眠れるのだから・・・
 悪魔の方がよほど子供だと思う僕の方が可笑しいのだろうか?
 明日になれは、また日常が戻る。
 せめて今夜だけは、セバスチャンに付き合ってやろう・・・
 僕は、使用人には、寛大だから・・・
                      FIN
H28.11.17 P7:30 

「新たなる契約を」レゾンデートル3 R-18シエル女体、短編SS
お久しぶりです。
色々と落ち込んでますが、何とか生きてます・・・
体調は悪いので、変な広告入らない様にモブログ中心でスミマセン((+_+))
短いですが、甘めの?セバシエ・・・
少しでも楽しんでいただけたら良いなぁ♥


         「新たなる契約を」
 体だけで良かったのに・・・
 こんな感情は持て余し困る・・・
 シエルはベッドの中、セバスチャンと甘い時を過ごしながらも、考えてしまう。
 自分の望みの為だけに召喚した悪魔とこんな関係になるなんて・・・
 そう二人は今では夫婦になった・・・
 セバスチャンの嫉妬から・・・
 毎日の様にベッドに縺れ込んでも、まだ妊娠の傾向はないが・・・
 相手は悪魔だから、男であっても構わず抱いた。
 シエルはもうすぐ13歳になるが、貴族社会の年齢からしたら早過ぎる結婚ではないが。
 ハァハァと荒い息のセバスチャンは珍しい。
 彼と関係を持ちたがる貴婦人は後を絶たない。
 それが今、シエルの機嫌を悪くさせてる原因なのだが・・・
 「シエル・・・良くないのですか?」
 「いや・・・そんな訳じゃ・・・」
 「だったら今は集中して・・・」
 悪魔で夫は何もかもお見通しなんだろう・・・
 セバスチャン狙いの貴婦人からサロンで笑われた事すら・・・
 『シエル様貴方で伯爵は満足なさってるのかしら?』
 何も言えなかった。
 男だった自分を嫉妬と執着から女に変え、夫婦になったのだ。
 気まぐれな悪魔でなければ、そんな事はあり得ないなどと気付けないシエル。
 「あっ・・・やっ・・・」
 激しく腰を使いながら、女の敏感な部分を嬲られる。
 男であったシエルには未知の快楽で恐怖すら感じてしまう。
 何度イカされただろう・・・
 女性には果てがない。
 射精したら満足し、人間の男性なら、余程タフでない限り、行為は終わる。
 悪魔であるセバスチャンは一度や二度では解放してはくれない。
 グチュッ・・・グチュッ・・・
 感じ過ぎたシエルの愛液は滴り、卑猥な音を立てた。
 男であった時、監禁され凌辱の限りを受けたシエルは、快楽など感じた事はなかった。
 強制的に媚薬を使われ、挿入しやすくされても、恐怖ばかりだった。
 それが悪魔に癒され、男性の時でも快楽を感じる様に、馴らされた身体。
 女体になったら益々快楽に溺れた。
 感じたくないのに・・・
 浅ましいあの女の様に・・・
 毎夜、セバスチャンに抱かれてるだろうシエルに嫉妬し、事ある毎に色々と言ってくるある侯爵夫人・・・
 美しいブロンドを武器に、手に入れた男は数知れず・・・
身分から言えば、シエルより上なのだ。
どんな手を使ってでもセバスチャンを手に入れ様とするかも知れない。
(そんなのは嫌だ!!!)
シエルにそんな独占欲が生まれつつあった。
「んっ・・・セバス・・・」
シエルは快楽に溺れる時、キスを強請るのだ。
こっそり微笑みながら、シエルの唇を貪るセバスチャン。
チュッ・・・チュッ・・・ピチャ・・・
(可愛い貴方・・・悪魔である私が、たかが人間を男から女に変えた理由に気付けないなんて・・・ゲームは得意でも所詮は子供・・・貴方を苦しめる邪魔な女は殺してしまいましょう。女王の命令でもありますからね・・・)
そう、貴族社会とは言え、人のモノを奪い、要らなくなったら捨ててしまう気まぐれな侯爵夫人の振る舞いが、女王の耳に入らない事などなく、事実なら処分する様にとの指令書が昨日、届いたばかりだった。
身分だけで人の自由を何人たりとも束縛は出来ない。
「はっ・・・あっ・・・」
「さぁ・・・今は・・・快楽に身を委ねて・・・」
(愛しい貴方・・・貴方は私だけのモノ・・・誰にも傷付けさせはしない・・・)
「あぁ・・・セバス・・・」
「んんっ・・・シエル・・・」
セバスチャンはシエルの最奥に白濁を放つ。
「あっっっぁぁ~」
セバスチャンの熱を受け止め、シエルは快楽に身を委ねる。
ビクビクと腕の中で震える妻は美しく、セバスチャンの無い筈の心すら蕩けさせる。
「大丈夫ですか?」 
「んっ・・・大丈夫だから・・・気にするな・・・」
汗に塗れた髪をかき上げられ、夫になった悪魔に労られ苦笑するシエル。
「執事だった時は冷たかったくせに・・・」
「貴方が妻になって下さるとは思わなかったですからね・・・」
フフッ・・・
シエルが微笑む。
「汗塗れですね、お風呂へ入りましょうか?」
「何だかんだで、もう一度って言うなよ?僕はもう無理だからな・・・」
「さぁ・・・どうでしょう・・・何もしないなんて約束は出来ませんよ。契約上、嘘はつけませんからね・・・貴方を手にすると歯止めがつかず、困ってしまいます」
「悪魔の微笑みだな・・・好きにしろ!どうせ、お前が面倒をみるんだからな・・・」
「イエス・マイロード。では新たなる契約を・・・貴方が嫌がる事はしないつもりですが、若さゆえ盛ってしまいますが、お許し下さいますか?嫌なら止める様努力しますから、おっしゃって下さいね」
「何かお前だけに有利な気がしないでもないが、嫌がる事はしないと契約書に付け足しておけ・・・悪魔のくせに若いなんて・・・」
セバスチャンのモノ言いにシエルは呆れる。
「若い方ですよ、悪魔には本来肉欲などないのですから・・・まして、獲物であり、契約者の体をここまで欲する悪魔などいませんから・・・」
「へっ?肉欲がない・・・よく言う・・・」
シエルはハッと気付く。
悪魔に取って契約は絶対・・・
しかも、相手が魂を渡すのを渋ったり、契約そのモノを交わすのを拒否されれば、魂は喰らえない。
そう肉体関係は契約に必須条件ではなく、契約する為の手段でしかないのだと言う事を・・・
セバスチャンと正式に婚姻し、ベッドの中で色々教えられた。
行為そのモノではなく、悪魔と人間の違いを・・・
悪魔は本来、犬猫と同じ感覚なのだと・・・
SEXを楽しむのは人間だけの特権なのだと。
発情期を迎え、交尾し、子孫を残す本能が犬猫の本来の姿だと。
悪魔は滅多な事では、発情しないし、子孫を残そうとする本能もないのだと・・・
悪魔が魔界で増え過ぎない理由がここにあるのだと。
「フッ・・・お前達って可哀相なんだな・・・何か勝った気がする・・・」
「では納得いただけた様で、お風呂へ・・・」
にこやかな悪魔で夫に突っ込みたい心境のシエルだが、どうせどこでしようが、する事は一緒なのだから、なすがままにさせる事にした。
ルンルンなセバスチャンが何を考えててもシエルには解らないから・・・
自分の為に、邪魔な侯爵夫人を殺そうとしてるなど。
悪魔を虜にするのは、外見の美醜ではないのだから・・・
                          FIN
H27.3.21 P2:52

「白い薔薇、蒼い海」R-18セバシエ夫婦レゾンデートルシリーズ
久しぶりのシエル女体夫婦セバシエ
只、イチャついてるだけですが・・・

             「白い薔薇、蒼い海」 
 純白のシーツに散らばる蒼い海・・・
 投げ出された肢体は、白薔薇の様で・・・
 穢れを知らぬかの様に神々しい。
 「あっ・・・セバ・・・」
 私を時折呼ぶ、艶やかな声音。
 抱き締める腕に力が籠もり、締め付けられた内部で大きくなる私自身・・・
 突き上げる度に、汗が飛び散って・・・
 「そんな・・・やぁ・・・」
 「何が嫌なんです?こんなに締め付けて・・・くっ・・・シエル・・・私はもう・・・」
 ドクンッ・・・
 「はっ・・・あぁぁぁ~」
 堪らず、妻の内部で白濁を放つ。
 ビクン・・・ビクン・・・
 シエルは全身を痙攣させて、絶頂を感じた様だ。
 「大丈夫ですか?」
 脆弱な子供であるのに、腕にしたら欲望が止まらない・・・
 つくづく悪魔なのだ、私は・・・
 「んっ・・・だ・・・大丈夫・・・」
 腕の中でぐったりとしながらも、健気に言葉を発する妻。
 「申し訳ありません・・・貴女を抱いたら、止まりません」
 サラリと前髪に触れられて・・・
 「心配するな・・・そんなにシュンとしなくても・・・まるで叱られた犬だな・・・」
 今は私が主なのに、犬呼ばわりするとは・・・流石は我が主。
 「心配して当然でしょう?貴女には、私の子を産んで貰わねば・・・」
 「いつまでたっても、孕まんぞ?本当に僕に子供が出来るのか?」
 「貴女は今は女性ですよ?もう少し言葉に慎みを持たれては・・・」
 「煩い!お前はもう執事じゃないんだからな?全然変わらないのは、お前もだ・・・いつも嫌味ばかり・・・」
 甘い雰囲気が一瞬で台無しになる。
 だから私は悪魔なのだと思い知らされる様で・・・
 「私はらしく振る舞ってるだけですので・・・貴女の望む言葉は差し上げれませんね・・・どうすればいいのか、教えて下さいませんか?」
 妻である元主に、許しと教えを乞うしか出来ない。
 途端にシエルは笑い出す。
 「まぁ、最もお前が僕を気遣ってばかりだと面白みにかけるな。今のままでいいぞ」
 「それじゃ、文句言われた意味ないですよ、本当に貴女も変わらない・・・」
 クスクスと笑いながら口づけて・・・
 「んんっ・・・もう無理だぞ・・・」
 「大丈夫ですよ・・・ココはこんなに濡れて・・・今は女性ですし。まだまだ朝まで時間たっぷりありますし、煩い叔母様方を黙らせる協力して下さいね」
 「馬鹿・・・」
 昨日、突然二人が訪ねて来て、後継ぎ問題を催促されたのだ。
 貴族の務めだとウンザリする程、説教されて・・・
 種族の違いを乗り越え、結ばれたとは言え、悪魔は人に簡単に子供を産ませたりしない。
 相性が合わなければ、人の身で悪魔の子など産める訳がなかった。
 人の魂を喰らい生き続ける悪魔・・・
 半分は人であろうとも、母体を死なせてしまう恐れもあったから・・・
 セバスチャンはシエルを死なせたい訳ではなかったが、ドルイット子爵への嫉妬から、シエルを孕ませるつもりで、最初から抱いた。
 しかし、実は結ぶ事はなかった。
 シエルが結婚を決めたが、そのまま只の主従で生きる選択も出来たのに・・・
 自分の魔力で何とかなる問題だったから。
 自分はシエルの女性としての初めてを奪ったのだから、満足出来ると想ったセバスチャンだった。
 しかし、シエルは違う。
 男の子であり、誘拐され既に穢されていた。
 今更、悪魔に純潔を穢され様と、餌として悪魔を飢えさせない為の手段として体を奪われたとしても後悔はしない。
 只・・・
 心は違う。
 いつの間にかセバスチャンに体だけでなく、心までも奪われて・・・
 悪魔は女性と契約する場合、代償に純潔を奪うと言う。
 勿論、契約が完了した場合の代償として。
 長く生きてきたセバスチャンに取って、女性と交わる事など、重要な問題ではなかった。
 自分の知らない所で女を抱く・・・
 いつしか、それが許せなくなってきた。
 只の魂の器・・・否、肉の塊の観点しかないのかも知れない。
 結婚までに、何度も肌を合わせ、求められ、求めて・・・
 愛されてる証が欲しい訳ではなく、セバスチャンが他の女に微笑んだりする事が許せなくなり、独占したくなり、シエルが結婚を決めた事などねセバスチャンは気付かないだろう・・・。
 (絶対に言ってやらない・・・僕の方がお前を離せなくなったなんて・・・)
 自分の許可もなく、無理矢理女に変えられたのだから・・・
 せめて言葉が欲しかったシエルだった・・・
 これは駆け引き・・・
 悪魔と人間の・・・
 どちらが上かなんてどうでもいい・・・
 もう僕はお前から離れられない・・・離してやらない。
 シエルは自分を求めて、冷たい体を熱くする悪魔で夫に身を委ねた・・・

            H26.11.15 P3:40

「暗い欲望」レゾンデートル夫婦セバシエR-18
お久しぶりでございます・・・
 プリンターの黒一色のある条件のみ印刷出来なかったり、仕事で色々・・・
 落ち込んだ時はエロで!!!
 久々の甘いセバシエで♥
 短いですが、少しでも楽しんでいただけたら良いな♥



   「暗い欲望」 
 何時かは朽ち果てる・・・
 この美しい体も・・・
 そんな事耐えられない・・・
 許せない・・・
 だから女にした・・・
 無理矢理、性別を変えただけでなく、処女も奪った。
 「あっ・・・セバス・・・」
 妻にした・・・
 元主はそれでも変わらなかった。
 魂の輝きは変わらず、美しさも・・・自分を虜にして離さない・・・
 「シ・・・エル・・・」
 何度抱いても飽きる事のない体。
 最上の快楽を・・・快感を齎してくれる・・・
 「もう・・・僕は・・・」
 「ええ・・・私も・・・一緒に・・・」
 「ああぁぁぁ~」
 シエルは素敵な声で啼くと、ぐったりとした。
 「大丈夫ですか?」
 「ああ・・・気にするな・・・」
 腕の中の元主はハァハァと荒い息・・・
 労わりの気持ちで頬にキスする優しく汗で濡れた髪を掻きあげてやる。
 「くすぐったい・・・」
 クスクスと笑う妻。
 「いいじゃないですか・・・私がしてあげたいのですから・・・」
 「お前・・・変わり過ぎだ・・・僕を無理矢理、女にしたくせに・・・」
 「だからそれは何度も謝ったじゃないですか・・・」
 世の中の男性は女性に頭が上がらない理由が解った気がする。
 母体で育つのだ。
 慈しみ育まれ、母の胎内から出て、一人前になっていく。
 「だったら・・・もっと誠心誠意尽くせ・・・まだまだ足りないぞ・・・」
 「それは誠意だけ?それとも・・・」
 女になっても変わらぬ元主・・・
 番犬の仕事にも行動しやすい衣装で共にある。
 『傍を離れるな!お前だけは・・・』
 過去の命令は未だ生きている。
 全てを無くし、最高の駒として私を手に入れたシエル。
 私は契約に則り、シエルを手に入れた。
 その身だけでなく心も・・・
 悪魔の暗い欲望はそれだけでは、収まりそうもない・・・
 「宜しいのですか?それだけ私を煽っても・・・後悔なさいません様に・・・」
 「後悔なんてしない!!!僕はお前と共にある永遠に・・・お前の命尽きるまで・・・」
 ああ・・・なんて素敵な告白なんだろう・・・
 煩い叔母二人の為に、後継者を作る。
 その為に、先程、シエルの胎内で放ったモノはそのままで・・・
 シエルが男性であった時は、処理し、体を清めたのに・・・
 「素敵ですよ・・・シエル・・・どれだけ私のモノで穢しても、貴方は美しいままで・・・魂は益々美しく・・・でももう・・・貴方の魂は喰らう事は出来ません・・・只の人間ではない存在に変わり果てた貴女だから・・・」
 「だったら空飛べるのか?」
 「そんなに瞳をキラキラさせても無駄ですよ・・・完全に悪魔な訳ないでしょう・・・」
 チッ・・・
 「舌打ちなどはしたない・・・仮にも伯爵夫人の貴女が・・・」
 「ブツブツと煩い!!!夫になっても小姑じみて・・・ベッドの中では僕だけを見ろ!!!さっさと来い!!!」
 「イエス・マイロード!!!」
 「もう・・・ロードじゃないだろう?」
 「いいえ・・・いつまでも貴女は私の主♥契約が続く限り・・・」
 「だったらサクサク復讐を終わらせるぞ・・・いつまでも主じゃな・・・違う名で呼べ!」
 「ええ・・・私の奥さんシエル・・・」
 「馬鹿・・・」
 悪魔の腕の中で僕は踊る・・・
 終わる事のないワルツを・・・
 永遠に・・・この命果てるまで・・・
                      FIN H26.6.28 A10:12

「愛しき時間」突発SS夫婦セバシエR-18
シエル女体につき、閲覧にはご注意くださいませ~
久しぶりのレゾンデートルシリーズ
甘いものが書きたくて・・・


 「愛しき時間」 
 フッと目覚める・・・
 悪魔とは言え、妻を迎え夫婦の寝室で眠りについていたセバスチャン。
 腕の中には愛しき存在のシエルがスゥスゥと寝息を立てている。
「無邪気ですね・・・」
 敏腕社長としてのシエルは人間にしておくには、惜しい存在だ。
 最も自分と交わり、今は只の人間ではないが・・・
「クスッ・・・私もまだまだ若い・・・」
 安らかな寝顔を見てただけなのに、反応してる自身に苦笑する。
 シエルを起こさない様に、シャワーを浴びるつもりだった。
 髪からシャワーを浴びている時だった。
 ガシッ・・・
 腰当たりに絡み付く細い腕・・・
「ああ・・・起こしてしまいましたか・・・」
 惨劇の最中、生き残ったシエルは眠りが浅い。
 逃げる為に、生き延びる為に身についてしまった特技と言って良いだろう。
「ズルイ!お前だけでシャワー浴びる何て・・・僕を誘え!」
「これは失礼を、では念入りに奥まで・・・」
「えっ?ちょ・・・セバス・・・ああっ・・・」
グチュッズプッ・・・
「女性になられて良かった・・・掻き出す必要がないので、いつでも挿入OKですね♥」
「そんなつもり・・・ああっ・・・もう・・・」
シエルはセバスチャンの口を塞ぐ。
甘い甘いキスで・・・
愛しき時間は短い。
朝が来れば、社長の仕事が待っているシエル。
セバスチャンは当主として伯爵の務めが待っている。
暫しの安らぎの時間・・・
浴室での甘い甘い二人だけの楽しみ・・・
誰にも邪魔されない。
バスタブに腰掛けたセバスチャンに突き上げられ、シエルは喘ぎ、心地良い声音で悪魔を酔わす。
「もっともっと私を欲しがって・・・シエル・・・」
温度のない筈の悪魔に熱を与えたのだから・・・
              H26.4.18 A0:06

「真昼の欲情3」セバシエ夫婦設定FIN
 レゾンデートルシリーズ「真昼の欲情」はこれでFINです。
 このシリーズは、過去・未来が混在しますので、ご注意を・・・
 カテゴリー悪魔企画で既に息子は登場してますので、探して見て下さいね。
 (なんて不親切・・・)
 ツイッターで御世話になってるお嬢様のリクエストで書いてみました。
 たままはなま様に捧げます(^-^)



      「真昼の欲情3」  

 「え~奥様と旦那様は、ご一緒に夕食食べて下さらないんですかぁ・・・」
 フィ二の残念そうな声。
 「仕方ないだろう?フィ二・・・奥様は旦那様と熱々なんだからな」
 「ですだよ、私達は先に頂くだよ」
 バルドとメイリンに促されて、フィ二も渋々、了承するしかなかった。
 「ホッホッホッ・・・明日からはご一緒下さいますから、フィ二今日だけの辛抱ですよ」
 「はーい、タナカさんがそう言うなら、いただきま~す」
 使用人達は主人夫婦が大好きなのだ。
 自分達の未来を変えてくれた二人だったから・・・
 主達はそれどころではなかったが・・・

 「んんっ・・・もう・・・セバス・・・」
 「何を・・・おっしゃいま・・・す・・・んっ・・・まだまだ・・・」
 何度もセバスチャンに抱かれて、シエルは限界を告げるが、セバスチャンは許してくれない。
 もっとも以前の様に男であった時と違い、果てがない女になったシエルには、本来限界など、あり得ないのだが・・・
 「貴方は女性になられても脆弱な・・・これくらいで根を上げられては、子供が出来るのは夢の又夢・・・もう少しお付き合い下さいね・・・」
 とは言え、シエルの体はセバスチャンとの相性が良く、気を抜くとこちらが、先にイク羽目になる事をセバスチャンは理解しているのだが・・・
 グチュッ・・・グチュッ・・・
 「もっ・・・駄目ぇぇぇ~」
 シエルは限界を感じ、内部のセバスチャンを締め付けた。
 「くっ・・・」
 ドクン・・・ドクン・・・
 「あっ・・・熱い・・・」
 シエルはセバスチャンの欲情を再奥に受け、快楽に蕩ける感覚を味わった。
 ハァハァ・・・
 シエルを抱き締める夫は、荒い息で・・・
 執事であった頃から無機質で、能面の様な感じだったセバスチャンは、汗に塗れても美しかった。
 「セバスチャン・・・」
 首に回された腕に抱かれ、シエルに口付ける。
 「本当に貴女は最強ですよ・・・悪魔の私を虜にして離さないのですから・・・」
 「囚われたのは、どっちだろうな?」
 フフ・・・シエルは笑う。
 その顔をいつまでも見ていたくて、シエルとの契約に違反してでも、セバスチャンはシエルを妻に迎えた。
 魂を引き換えにした契約だったのに・・・
 今は体だけでなく、心も欲しいと・・・
 ズルッ・・・
 「うっ・・・」
 セバスチャンの長大なモノが抜け出る時は、シエルにも苦痛が伴う。
 例え、女になり、自ら濡れる事が出来たとしても、子供のシエルの体では、セバスチャンのモノを受け止めきれない。
 「早くこの身に、私の子を孕んで下さいね。出産されたら、少しは私を楽に受け入れられるでしょうから・・・」
 「そうなのか?なら早くお前の子が欲しいな・・・周りも煩くなってきてるし・・・」
 「やはりそうでしたか?しかし、私は悪魔・・・貴女が簡単に孕んで下されば良かったのですが、もし、孕んだとしても、異常が出ないとも限りません。体調がおかしい時はすぐにお知らせ下さいね」
 
「心配性だな?僕の体はまだ女になり切れてないのかな?解かった、変化があったらすぐ知らせる。」
 「必ずですよ、約束して下さいシエル」
 「ああ・・・必ずだセバスチャン」
 いつか宿る二人の子供・・・
 悪魔と人間の子供との間の
『愛の結晶』
 種族を超えて愛し合う二人には、その後、子供を授かる事になる。
 元気な男の子・・・
 悪魔と人間のハーフ
 生まれた子供は、使用人を巻き込んで、色々と騒動を起こす。
 愛しい我が子は、セバスチャンとシエルの愛情を一身に受けて、後の
『女王の番犬』となるのだ。
 それはまた別のお話・・・
 二人は抱き合って眠りにつく・・・
 いつか出会える我が子を夢見て・・・
                        FIN
H25.8.26 P10:37

「真昼の欲情2」レゾンデートル夫婦セバシエ
 中々お返事できず、すみません。
 皆様の暖かいお言葉を励みに頑張りま~す!!!
 
 シエル女体シリーズです。
 更新は殆ど一ヶ月ぶりですみません。
 今回はエロ少なめで・・・
 また暫く潜ります・・・ブクブク・・・
 一向に回復しない腕・・・
 まともな体に戻れるのでしょうか?
 少しでも楽しんで頂けたら、幸いです。



  「真昼の欲情2」 
再び、書類と向き合う二人・・・
 アフタヌーンティーも終え、仕事に集中するしかない。
 例え、明るい陽光の中、全てを曝け出し、愛し合ったとしても、今の当主はセバスチャンで、会社の社長は、シエルなのだから・・・
 嫌がらせで、両方とも、セバスチャンに押し付けてやりたかったシエルだが
「人の感覚は理解出来ないのですよ」
寂しそうに笑う夫の為に、社長業を継続する事になったシエル。
 ここまで大きくした会社を潰す事に躊躇がある訳ではなく、自分達の勝手な判断で、仕事を失い、路頭に迷う社員を作りたくないだけ・・・
 全てを失ったシエルは、その事だけは恐れていた。
 いつか人の世を捨てる時はタナカが社長となり、タナカが亡くなった後は、唯一の親族になるエリザベスが継ぐのだろうが・・・
 「不思議だな、セバスチャン・・・まさか契約はそのままに、お前と夫婦になるなんて・・・」
「ええ・・・まさか私も嫉妬から貴女を女性にし、襲うなんて・・・出会った頃は思ってもみませんでした・・・」
 セバスチャンはシエルをクソガキだと内心思っていたから・・・
 シエルは悪魔など憎むべき存在だとしか思ってないだろうし・・・
 契約の渡り賃は、シエルの片割れだったから・・・
 「僕は後悔しない。復讐は終える。お前と共に生きるのが、契約違反だと言うなら、この魂を食らえばいい・・・その頃には、お前の子供が出来ているかも知れないし・・・」
 「どなたかに何か言われたのですか?私は貴方と共にいられれば良いのですよ。ご無理はなさらないで・・・」
 「無理はしていない・・・只、お前が欲しいなら子供を・・・」
 グイッ・・・
 あっという間にセバスチャンの腕の中のシエル。
 「もうしないぞ!!!」
 「貴女が可愛らしい事をおっしゃられるから・・・私はそんなに節操なしではありませんよ。私はもう貴女の身体にしか、感じませんし。」
 尻の辺りに当たるセバスチャンの怒張・・・
 『貴女が欲しい・・・』
 暗に言われてる様で・・・
 「夜までお預けだ!!!もう待てくらいしろ!!!」
 言葉と裏腹に、濡れる身体・・・
 「私はそれでも構いませんよ。貴女が我慢出来るのでしたらね。では続きを致しましょう。社長」
 シエルの身体の変化を知りながら、抱き上げた身体をシエルの椅子に優しく下ろしてやるセバスチャン。
 本当は欲情のままに、再びシエルを貪りたかったが、命令がある以上、手を出せない。
 シエルはセバスチャンが本能のままに、襲うのではないかと期待していたのに・・・
 どこまでも理性的なセバスチャン。
 ベッドの中で、全裸で愛されなければ、今までの契約者に対しての感情しか持ち合わせていないだろうとシエルは勘違いしていただろう。
 セバスチャンが悪魔である以上、いつシエルに飽きるかも知れないのだから・・・
 離された事実に、ツキンと胸が痛んだが、自分から拒絶したのだ。
 自業自得と言うもの・・・
 身体の変化を誤魔化す為にシエルは、書類に集中した。
 セバスチャンは長い刻を一人で孤独で生きてきた。
 悪魔だったから・・・
 天上の青と言われる青い瞳のシエル。
 焦がれて止まない青・・・
 自分の心に気付いたら、セバスチャンの行動は早かった。
 シエルの全てを手に入れる為にシエルの未来を奪った。
 後悔はしない。
 悪魔は欲しいモノを手に入れるのに、手段を選ばない。
 サラサラとペンが紙の上を滑り、文字を綴る。
 「終わった~」
 「お疲れ様でした・・・ではシエル」
 「えっ?」
再びセバスチャンに抱き上げられた。
 「もう我慢など出来ませんよ。私は貴女程、理性的に出来てはおりませんから・・・悪魔で夫ですから・・・」
 「馬鹿!!!・・・」
 シエルはセバスチャンの首に腕を回し口付ける。
 まだまだ新婚の二人には時間など関係なかった。
 夕食の時間の連絡に来たタナカは、セバスチャンの達筆な字の書置きに呆れるのだった。
 「暫くシエルと休みます。夕食は皆さんだけで召し上がって下さいね。シエルには私が夜食を作りますから。お食事が済みましたら、片付けしたら休んで下さって結構ですよ。明日の朝から、業務をお願いします」
 「ほっほっほっ・・・どちらがミイラ取りなのか・・・ミイラなのか・・・魅入られたら、お終いですな・・・」
 若い二人の仲睦まじさは、先代達を思い起こさせる。
 生きていられて良かったとタナカは思う。
 先代達は守り切れなかったが、当主となったセバスチャンがいれば、シエルを失う事は二度とないだろう・・・
 「旦那様、奥様をお守り下さいね。永遠に・・・」
 この先、どんな苦難が待ち受けようとも、二人は離れない。
 タナカは未来を見る事が出来る訳ではないが、子供のシエルとの結婚を決めたセバスチャンならと・・・
 シエルを苦しめる存在に成り果てるなら、自分の命に代えても、どんな手段を使っても、セバスチャンを駆逐する。
 自分に不可能であったとしても・・・
 それが唯一の生き残りの使用人の覚悟・・・
 そんなタナカの心など、露知らず、二人は寝室に篭り、愛し合う。
 出会う筈のなかった悪魔と子供の主・・・
 二人の関係は変わっても、繋がりは消えない。
 未来永劫・・・
            FIN H25.7.28 P9:15

「真昼の欲情」レゾンデートルシリーズ夫婦セバシエR-18
  久しぶりのシエル女体化シリーズ
 執務室でシエルは・・・
 H少なめですが、少しでもお楽しみ頂けます様に・・・
 大丈夫なお嬢様だけどうぞ・・・



        「真昼の欲情」 
 サラサラ・・・
 ペンが紙を滑る音。
 以前なら一人分だったのに、今では二人分・・・
 今のシエルは女性で、セバスチャンの妻となり、半年が過ぎていた。
 女伯爵であり『女王の番犬』であるシエルの為にセバスチャンは悪魔なのに、教会で式を挙げた。
 裏社会の住人だけでなく、表社会の住人さえ震撼させた、シエル・ファントムハイヴの結婚。
 セバスチャンが執事として有能なのは、社交界には有名な話だが、事結婚になると別次元の話だった。
 あくまで使用人だった筈。
 しかし、セバスチャンの魔力により、肩書きは塗り替えられていた。
 セバスチャンは没落貴族の子息であり、ビィンセントが密かに見出していた『裏社会の王』としての資質を持つ男性。
 しかも、祖母が自国ドイツの王族出の血を引く娘であり、母は公爵家に嫁ついでいた。
 世が世ならセバスチャンは公爵の肩書きがある筈だった。
 セバスチャンが15歳の頃、暴動が起こり、家族は全員殺され、浚われたセバスチャンは殺し屋としての教育を受け、今に至ると言う裏設定付きで・・・
 表向きは、家族共々、教会に逃げ込み、貴族としての肩書きを失ったものの自身を鍛え、ヴィンセントに見出され、密かにファントムハイヴに保護されてた事になっていた。
 過去はどうあれ、シエルの執事として完璧であり、戦闘能力も格段にあり、誰もシエルの夫として認めない訳にはいかなかった。
 ファントム社の社長はシエルであり、セバスチャンは補佐となった。
 女王の番犬として、裏社会の王の肩書きはセバスチャンが受け継いだものの「会社の経営など興味ありませんから・・・」その一言でシエルは、社長業を続行していた。
 しかし、夫となったセバスチャンは、シエルと離れる事がなくなり、いつもべったりで使用人達が赤くなる程、イチャイチャしているのだった。
 毎晩抱き合って、執務室以外では、リラックスして使用人達の目がなければ、キスを仕掛けてくるセバスチャン。
 シエルは向き合う様に少しずらされた机で、書類をこなしていくセバスチャンをチラチラと見ていた。
 「あんた子供は?まだなの?ちゃんとセバスチャンに抱いて貰ってる?」
 明け透けに聞いてくる叔母マダム・レッドの言葉が蘇る。
 まだ結婚して半年ではあるが、それまでに無理矢理に女体にされ、処女を奪われたのだ。
 何度もその身の最奥に悪魔の精を注がれた。
 しかし、幸か不幸か妊娠する事はなかった。
 セバスチャンはシエルの身の内に起きた変化を感じ取っていた。
 (おや?お可愛らしい・・・もっと私を求めて・・・)
 クスクスと笑いたいのをぐっと我慢して、そ知らぬ顔でセバスチャンは社の書類をこなしていく。
 悪魔であるセバスチャンには、肉欲などない筈だった。
 SEXを楽しむのは人間だけの特権。
 悪魔の性欲は犬や猫と変わらない。
 発情し、時代を継ぐ為の命を生み出させる繁殖行為と同等のもの・・・
 魂を食らう最も単純な方法として、人を抱いて誑かせてきただけ・・・
 愛など存在しなかった悪魔の自分。
 そんな変化に戸惑い、それでもシエルを抱きたいと思い、嫉妬のままドルイットに触られた痕を消す為だけに、魔力を使い、処女を奪った。
 勿論、その後でシエルが妊娠した場合、責任を取り、妻にするつもりで・・・
 長い間、人の世界にいたせいで、人の世界の理に従うつもりだったから。
 例え、シエルが望まぬとしても・・・
 シエルに求められた事は殆ど皆無で・・・
 しかし今のシエルは違った。
 女の体は、ある一定の期間だけ男を求める時がある。
 本能に基づく欲情・・・
 子供を孕む為に、排卵日と言うものがある。
 魔力で無理矢理、女体化された弊害で、未だに月経は迎えていないシエルだったが、少しずつ女性として変化していく体。
 (ぼ・・・僕はどうして・・・)
 セバスチャンの書類を見つめる長い睫、薄く大きめの唇。
 そのどれもに欲情しているのだ。
 自分の秘めたる場所が濡れていくのが解かる。
 次第に顔が上気して何も考えられなくなる・・・
 理性より本能が勝る時・・・
 「セ・・・セバスチャン・・・」
 セバスチャンは内心で舌なめずりしながら
 「ん?シエルどうしました?お熱でも・・・何だかお顔が赤くなってらっしゃいますよ?」
 そ知らぬ顔で、シエルの元にいくセバスチャン。
 「お前・・・気付いていただろう・・・」
 シエルは呆れた。
 悪魔であるセバスチャンが自分の変化に気付かぬ筈などない。
 「フフ・・・勿論。でも、貴方がご命令下されなければ私は何も出来ませんよ」
 「嘘を吐くな!毎晩、好き勝手するくせに!」
 「でもそれは貴女の望みでもあるでしょう?」
 ウッ・・・シエルは二の句を告げれない。
 確かに、入浴した後、ベッドに押し倒されても、もっとと求めるのはシエルの方。
 執事でなくなったセバスチャンだが、タナカしか執事がいない為、シエルの入浴はセバスチャンが同行する。
 勿論、全裸でバスも一緒であるから、たまにコトに及ぶ事もあるが、一度逆上せられて困った事があるから、寝室に戻ってから、シエルを抱くセバスチャン。
 「わ・・・解かってたなら何とかしろ!」
 「イエス・マイロード!」
 シエルを女体にしても契約は終わらない。
 シエルを背後から抱き、自分の膝に乗せたまま器用に長い指はシエルの花園を分け入ってた。
 執務室の椅子は最高級品が使用されていて、二人が座ってもびくともしない。
 クチュ・・・グチュ・・・
 「ああ・・・凄く濡れてますね・・・甘い・・・何でここまで我慢するんですか?」
 セバスチャンとてシエルが欲しくて堪らない。
 悪魔は自分の獲物に対する独占欲が強いのだ。
 「も・・・そんなの・・・舐めるな・・・」
 「だって貴方の蜜ですよ・・・拭いたりしたら勿体無いじゃないですか?」
 悪魔に取って、契約者の全ては自分のモノ・・・
 愛してなければ無理矢理抱いたりはしない。
 体など只の魂の器でしたない。
 「もう大丈夫ですね、では・・・いきますよ・・・」
 ズズッ・・・
 「ひっあっ・・・」
 滅多にしない体位にシエルはセバスチャンを締め付けた。
 「くっ・・・シエル力を抜いて・・・」
 只でさえ狭いシエルの花弁がセバスチャンを締め付け、これ以上の挿入を拒んだ。
 「仕方ないですね・・・」
 ズルッと自身を引き抜くと、向かい合わせたシエルの足を高く持ち上げ、自分のモノに挿入していく。
 「いやっ・・・そんな・・・」
 重力には逆らえらない。
 それだけでなく、シエル自身から溢れた愛液は滴り、セバスチャンの挿入を助けていた。
 「凄く悦いですよ・・・シエル・・・貴女は?」
 「悦いに決まってるだろ!もう・・・焦らすな・・・」
 キスでセバスチャンの口を塞ぐシエル。
 どんなに拒否したとしても、体は正直なのだから・・・
 繫がり方を変えただけで、少し身長差が緩和されて、自分からセバスチャンにキス出来た事にシエルは酔っていた。
 甘い甘い悪魔とのキスに・・・
 「んっ・・・セバス・・・」
 「シエル・・・」
 初めてとも言えるシエルの積極的な態度にセバスチャンも酔う。
 深く繋がり、絶頂を迎えるまで何度も抱き合う。
 まだまだ新婚の二人・・・
 時間がたつのも忘れ、仕事も忘れ・・・
 気付けばアフターヌーンティーの時間に近くなり、慌てて全てを補うセバスチャン。
 流石にシエルもセバスチャンとの情事をタナカに知られたくなくて・・・
 
 コンコン・・・
 「どうぞ・・・」
 「失礼致します」
 タナカがにこやかに入ってくる。
 気まずいシエルだが、セバスチャンの魔力に抜かりはない筈。
 「ミルクティーと頂き物のカステラをご用意しました。蜂蜜が入っておりまして、お仕事にお疲れなお二人には、ぴったりかと・・・」
 「美味しそうですね・・・タナカさんゆっくり頂きますから、後で呼ぶまで下がって結構ですよ」
 「旦那様、畏まりました。奥様、ごゆっくりどうぞ・・・」
 「ええ・・・ありがとう」
 シエルはなるべく動揺しない様に注意したが、タナカに通用したのかどうか?
 退出したタナカの足音が遠ざかるまで、動けない二人。
 「まだまだお二人共、お若い・・・」
 タナカはセバスチャンに聞こえない様に呟いた。
 「おい!お前の魔力も大した事ないのか?アレじゃバレてるって事じゃ・・・」
 「そんな事ない筈ですけど?流石は先代の狗、と言うかタナカさん人間ですか?」
 「人間だろう?僕は本当の事は知らない。お前でも解からないとでも?」
 「まぁ・・・考えても仕方ありません。彼が使用人で良かった・・・お疲れでしょうし、紅茶が冷めますから、頂きましょう」
 「ああ・・・僕がお前を欲しがったから、それに応えてくれただけだし・・・んっ・・・美味しそうだ」
 当主となったセバスチャンのスイーツは食べれなくて、寂しいが、出来合いのものでも、タナカが用意してくれるスイーツは何故か美味しかった。
 何かを得る為の代償は何れ払わなければならない。
 「私には味覚はありませんが、これが貴女には美味しいのですね?私のスイーツだけしか召し上がられなかった日々が懐かしいですね」
 「等価交換だからな?僕はお前を得たから、多少の犠牲は払わなければならない。お前はいつまでも僕のモノ・・・」
 「ええ・・・私は永遠に貴女のモノ・・・でも貴女も私のモノですからね?お忘れなく・・・例え、この身に私の分身を宿したとしても・・・」
 「フン、僕がお前の子を宿すなんて実感沸かないがな?いつかは産んでやる僕だけの悪魔セバスチャンお前の子を・・・」
 「ありがとうございます。私の奥さん・・・」
 愛した悪魔は優しい夫になった。
 愛した人間の少年は女体になっても、生意気な主であり続ける。
 二人は過去の自分達は知らない。
 結ばれるのが運命だったとしても・・・
 今が二人に取って最良な時なのだから・・・
 アフタヌーンティーを終え、タナカが食器を片付ける時、情事に及ぶまでに処理しておいた書類を渡し、再び雑務に追われる二人。
 結婚してからと言うもの、使用人達の破壊活動は自粛されていた。
 一度、以前と同じ様に破壊した時、執事でなくなり、当主となったセバスチャンの激しい怒りに晒された時の恐怖が使用人達に、刷り込まれたからに過ぎない。
 忘却・・・
 人間だけに与えられた生きる術・・・
 シエルは悪魔で夫になった自分だけの悪魔セバスチャンに全てを委ね生きていく。
 それは諦めではなく、未来を生き抜く為に自身で掴み、選び取った未来。
 『愛してる』
 自分の心に正直に・・・
 「シエル・・・貴女の刻を私に下さい。永遠を共に・・・」
 いつか自分達は人の世界を捨てる日がくるだろう・・・
 それまでは、人の世界で生きていく・・・
 自分達が何れ迎えるだろう子供達と共に・・・
 今日もファントムハイヴ家は平和だった・・・  
          FIN     H25.6.29 P12:50              

「いつまでも変わらないで」レゾンデートルシリーズR-18セバシエ夫婦
 久しぶりに朝見たセバシエの濡れ場の夢・・・
 シエル女体で行き成りオマタを舐めるセバスチャン・・・
 いやぁぁぁ・・・欲求不満ではありません((+_+))
 昨日スポーツ誌で発表された映画の主人役が剛力彩芽さんでショックでしたから・・・
 男装の麗人は求めていませんよ(ー_ー)!!
 業力さんは好きだけど・・・
 甘いセバシエでしょうか?
 少しでもお嬢様がお楽しみ頂けたら、幸いです( ^)o(^ )
 夢+捏造・妄想たっぷり「レゾンデートル3」シリーズお楽しみ下さい。
 エロエロですよ~


 
        「いつまでも変わらないで」 
 静寂な夜・・・
 濃密な空気を漂わせる夫婦の寝室。
 「んっ・・・う・・・んっ」
 「シエル・・・もっと声を聞かせて・・・」
 ピチャッ・・・ピチャッ・・・
 卑猥な音をさせながら、セバスチャンはシエルの花弁を猫がミルクを舐める様に、執拗に嘗め回す。
 「くっ・・・んんっ・・・」
 いつもの様な可愛らしい嬌声は聞こえない。
 シエルの滴る愛液で濡れた唇を舌で舐めとりながら、セバスチャンはシエルの様子を伺う。
 「また・・・貴女は・・・」
 恥ずかしがるシエルは、枕を噛み締め、嬌声を押さえているのだった。
 「あっ・・・」
 セバスチャンに掛れば、そんなシエルの努力も虚しく、さっと枕を奪い取られてしまう。
 「私は貴女のお声が聞きたいのですよ。私の愛撫で悶える貴女の声は、私を溺れさせてくれる。耳に心に響く素敵な貴女のお声が聞きたいのに・・・」
 「だって・・・は・・・恥ずかしいだろ!」
 「何おっしゃってるんですか?何度私に抱かれたと・・・今更でしょう?兎に角、これは素敵なお声で私を酔わせて下さるまで、お預けです、没収!!!」
 シエルのお気に入りの枕を取り上げるセバスチャン。
 (こいつ・・・枕にまで嫉妬か?面倒な奴を好きになったものだ・・・)
 夜会に行けば、取引先の年頃の少年にまで目を光らせるセバスチャンだ。
 挨拶とは言え、手の甲にキスされた日には、入浴中に皮が剥けるかと言う勢いで、スポンジでゴシゴシと擦られた。
 クスクスと笑うシエル。
 「何が可笑しいんです?」
 セバスチャンは怪訝な顔・・・
 「もう・・・本当にお前は駄犬なんだから・・・来い!」
 首に手を回し、続きをせがむシエル。
 キスから仕切り直すセバスチャン。
 今まで散々に、シエルの体を舐め回し昂ぶらせ、花弁を舐めて、充分に愛撫し、そろそろ挿入したかったのに、焦らされる。
 躾けてるつもりが躾けられ、自分の首の鎖は、シエルに握られてるのを自覚するセバスチャン。
 どう足掻いても、契約は契約。
 せめて、夫になったのだから、夜だけは主導権を握りたかったのだが・・・
 自分を縛り付ける契約者。
 獲物を愛した愚かな悪魔。
 夫婦になる者など、過去にはいなかった。
 人間と悪魔では生きる時間が、世界が違い過ぎる。
 そんな壁をもろともしない妻で主のシエル。
 シエルは言う。
 「神は何もしてくれない。試練だけを与えて、人間が右往左往するのを楽しんでいるだけだ。ならば、僕は悪魔の手を取って未来を変え、運命を変えるだけだ・・・」
 そんなシエルに惹かれ、女に変え無理矢理処女を奪い、妻とした自分。
 未来永劫、永遠を共に生きる為に・・・
 「もう・・・そろそろ宜しいですか?」
 「一々聞かんでいい・・・恥ずかしいだろうが!!!」
 甘い濃密な空気の中、シエルの怒声が響く。
 「失礼しました・・・では・・・」
 ズブッ・・・
 「ひっあっ・・・そんな・・・大きい・・・」
 「仕方ありませんよ、散々、煽って下さったのですから・・・」
 ズッ・・・ズッ・・・
 セバスチャンは少しずつ長大なモノをシエルの奥深く慎重に押し進めた。
 壊れ物を扱う様に丁寧に・・・
 今まで、そんな扱いをした女など存在しない。
 悪魔は享楽に貪欲である為、自身の欲望を満たす為だけに、人間を抱くのだ。
 魂を食らう手段の為だけに、溺れさせ、堕とし、魂を食らう。
 「セバス・・・セバスチャ・・・」
 激しくなる律動に、体は歓喜で震える。
 恥ずかしくて、声を聞かれたくなくても、遮るものは今はない。
 男であった時より、快楽の深い体。
 女には果てがない・・・
 それが今のシエルには、恐怖と言えるかも知れない。
 「マイ・ロード・・・私は貴女を愛してしまった・・・契約違反と罵られてもいい・・・私が欲しいのは貴女だけなのだから・・・」
 「ふふっ・・・もう今ではお前が主だろう?お前は僕の旦那様なんだから・・・」
 「シエル・・・貴女って人は・・・本当に私を煽るのがお好きで・・・」
 ズクン・・・
 「あっ・・・待て・・・そんな大きく・・・もう無理・・・」
 「大丈夫ですよ。女性になられたのですから・・・」
 「はっああっ・・・」
 シエルの花弁はセバスチャンを貪欲に咥え込み、締めつけ、奥へ奥へと誘う。
 「くっ・・・なんて・・・きつい・・・んんっ・・・もう・・・イキそうですよ」
 「早く!イケ!!!」
 言葉は途切れ、パンパンと激しい音が響く。
 「ああっあぁぁぁ」
 「くうっ・・・」
 シエルの感極まった嬌声と、セバスチャンが呻くのは、殆ど同時で・・・
 セバスチャンはシエルの再奥で、激しく白濁をぶちまける。
 「ああんっ・・・」
 熱い迸りを体の奥で感じ、シエルは満たされる。
 ハァハァと荒い息の二人は熱くキスを交す。
 シエルの内部でセバスチャンはズクンと大きくなった。
 「えっ?」
 「二回戦目良いですよね?」
 にっこりと音が聞こえそうな夫の声・・・
 「もう無理!馬鹿、抜け!!!」
 シエルの絶叫が響いても、セバスチャンは律動を再開した。
 「はあんっ・・・この悪魔!」
 「ええ、私は悪魔で貴女の夫ですから♥」
 にやけた悪魔の顔を見ながら
 「そんな顔僕以外に見せるなよ?」
 「嫉妬ですか?お可愛らしい・・・大丈夫です。貴女以外見えてませんから」
 キザなセリフをあっさりと吐く悪魔で夫に呆れながらも、シエルも満更ではない。
 愛してなければ、例え初めての時、セバスチャンの子が宿ったとしても、自身の命を絶ってでも、終わらせていただろう。
 愛しているから・・・
 未来を選んだ。
 「もし、僕に飽きたら、魂を食らって終わらせてくれ。子供がいても半分悪魔だろう?一人で生きていけるだろうから・・・」
 「馬鹿ですね?私は貴女に飽きたりしませんよ。寧ろ貴女に飽きられたら辛いから、こうして貴女の体を求めてしまうのですよ・・・」
 「ふふっ・・・僕達は不器用だな?お互いを求めてるくせに素直になれない」
 「でしたら、いつまでもこうしていたいですね」
 「同感だか、刻は待ってはくれない。前を進むしか出来ないんだ。せめて夜だけはお前の傍にある・・・」
 「ええ・・・このひと時だけは、貴女のお傍に・・・」
 二人はお互いに誓う。
 契約は契約・・・
 遂行するのみ・・・
 それでも、以前の契約者とは違うシエル。
 ならば訪れる未来も変わる。
 『女王の番犬』
 今、肩書きを受け継いだのはセバスチャン。
 それでも子が宿るまでは、シエルも前線に出る。
 守るべき者が出来た悪魔は無敵だから・・・
 運命が二人を引き裂こうとしても、繋がりが悪運を絶つ。
 最強のナイトを手に入れたシエルだから。
                            FIN
H25.4.6 A10:20

「道に迷っても」セバシエSSびみょ~H
セバス企画の前に想いついた短編です。
 えっ?と言う突っ込みはなしで、サラッと読んで下さいませ。



 「道に迷っても」
 「う~ん・・・」
 どれ程激しい情交の後でも、シエルは目覚めてしまう・・・
 以前とは違う身体・・・
 今は悪魔だから・・・
 逆にセバスチャンは安らかな眠りについている様だ。
 あの日、薔薇迷宮で誓った言葉・・・
 『永遠にお前は僕の執事』
 言葉は呪縛となり、セバスチャンを縛り付けた。
 魂を喰らえなくなった為、シエルの精気で、飢えを補うしかなくなってしまった。
 糧を失えば、セバスチャンは暴走するかも知れなかった。
 しかし、本来の悪魔の気質から言えば、クロードがアロイスを手にかけた様に、シエルを殺せないなら、見捨てても良かったのだ。
 セバスチャンが解からないシエル。
 もう二人だけで暮らして、100年はたった頃だった。
 そっといつもの様に、ベッドから抜け出すシエル。
 廊下に出て歩き出す。
 月明かりが綺麗だった・・・
 「僕はいつまで生き続ければいいのだろう・・・」
 不意に出る疑問。
 ゴトッ・・・
 悪魔であっても不死身ではない・・・
 疑問を持ってしまったシエルは、床に倒れ伏した。
 壊れたマリオネットの様に・・・
 フッ・・・
 セバスチャンが目覚めた。
 傍らに眠っていた筈のシエルがいない・・・
 嫌な予感がする・・・
 「坊ちゃん!!!」
 セバスチャンはベッドから飛び起き、走り出す。
 例え呼ばれなくとも、身体の関係がある以上、意識は繋がっている。
 程なくして、倒れているシエルを見つけた。
 「坊ちゃん・・・」
 セバスチャンは絶句した・・・

 「う~ん・・・」
 シエルが目覚める。
 「ここは・・・何だこれは・・・」
 「ようこそ・・・わたくしのお茶会へ・・・」
 シエルの目の前に黒と白の衣装の少女がいた。
 目の色は、薄い水色だが、黒々とした長い巻き毛、ゴシックロリータと言った風情のワンピースを纏った少女は、闇の雰囲気を持つ。
 「青の女王と呼ぶべきかしら・・・」
 クスクスと笑う少女にカッとなるシエル。
 「煩い!どうせ奴が眠ってる間にこんな格好を・・・奴は何処だ・・・」
 「さぁ?そなたがいなくて泣いているやも知れぬぞ?」
 目の前の少女は異質だ・・・
 威厳を備えた物言い・・・
 かつて『女王の番犬』だった自分ですら、軽い恐怖を感じる。
 「お前・・・何者だ!セバスチャンの事を知ってる口ぶりだな?お前も悪魔と言う事か?」
 「フフ・・・その様な可愛らしい衣装で凄まれても、迫力に欠けるな?シエル・ファントムハイヴ」
 「煩い!!!」
 「シエル!!!何て口の利き方を・・・」
 シエルはビクリとする。
 背後から聞き覚えのする声が・・・
 「リリス様、失礼致しました。シエルがご無礼を・・・」
 「構わぬ。前から彼には興味があった・・・一度会ってみたかったのじゃ・・・」
 「貴女様が呼ばれたのですか?シエルを・・・」
 「マダム・レッド・・・」
 背後を振り返ったシエルは、懐かしい人の名を口にした。
 「あら~ん・・・覚えてくれてたのね・・・嬉しいわ・・・でもセバスチャンと逸れてしまったのね、貴方は・・・」
 「嫌、彼は自分でココに来たのじゃ・・・自分を見失っての・・・」
 「では今頃は、セバスチャンが焦ってるでしょうね」
 リリスとマダム・レッドはニコニコと笑う。
 「どう言う事だ?僕が自分を・・・所で貴女は王妃であられますか?」
 シエルは言いながら、跪き礼を取る。
 「セバスチャンから教育されたのか?如何にもわたくしは王妃じゃ・・・貴族の性か?女王には跪くと?」
 「いえ、貴女にご無礼を働くと、セバスチャンの立場が悪くなると危惧しただけで・・・僕が自分を見失ってるとは?」
 「言葉の通りじゃ・・・そなた自分の生きる意味を失ったか?これを見るがいい・・・」
 リリスが手を振ると、巨大な鏡が現れ、ある映像を映し出した。
 セバスチャンが慌ててシエルを抱き起こしている映像・・・
 『坊ちゃん・・・坊ちゃん・・・シエル・・・』
 シエルの虚無な身体を揺さぶったり、頬に擦り寄ったり・・・
 自分に悪魔学を教育する為に、家庭教師モード全開の昼間のセバスチャンからは、想像も出来ない只の男がソコにいた・・・
 「あんたってば、愛されてるのね・・・セバスチャンに・・・」
 ホゥ・・・と溜息交じりのマダム・レッドにクワッと歯を剥くシエル。
 しかし、映像はエスカレートするばかり・・・
 人の魂を喰らう事のないシエルに、キスで自分の過去の蓄えを送り込み、目覚めを誘発しようとしてるセバスチャンがソコにいた。
 「いい加減に帰ってやれ!これ以上行為が進むのを見せたくないならな?我々は一向に構わぬが・・・」
 マダム・レッドと顔を見合わせ二ヤつくリリス。
 「解かった!帰ればいいんだろう?何であんな面倒な奴を・・・」
 シエルは本能的に、鏡がセバスチャンの元に戻れる一番近い道だと気付いていた。
 「さようなら・・・マダム・レッド・・・僕はもう道に迷わない・・・僕にはセバスチャンがいる。貴女が何故ここにいるかは知らない。もう二度と会う事もないだろう・・・いつか転生して、幸せになって欲しい・・・」
 シエルは言いながら、鏡に入って行く・・・
 「シエル、貴方こそ幸せになって!!!」
 声の限りにマダム・レッドは叫んだが、シエルの耳に届いたかどうか?
 「さぁ・・・二人は二人・・・わたくし達のお茶会を始めましよう・・・」
 リリスに促され、マダム・レッドは席に着く。

 鏡を通り抜け、シエルは本体に戻っていく・・・
 一向に目覚めないシエルに、セバスチャンは焦り気味で、キスを繰り返す。
 グッとシエルに後頭部を掴まれ、セバスチャンの舌にシエルの舌が絡まった。
 クチュッ・・・チュッ・・・
 「坊ちゃん・・・」
 「ただいま、セバスチャン」
 「坊ちゃん・・・もう二度と私を置いて行かないで・・・私から離れないで・・・」
 抱き締める身体が震えてるのを感じたシエルだった。
 「ああ・・・僕が道に迷ったら、お前が導いてくれるんだろう?僕は、お前を愛したんだから・・・」
 「ええ・・・私は貴方を導く者です・・・そして貴方も私を導いた・・・私達はお互いを引き寄せたのだから・・・私も貴方を愛しています」
 永遠の愛の誓い・・・
 シエルはセバスチャンの為に悪魔になったかも知れない。
 「孤独な魂に祝福を・・・」
 二人の誓いは永遠に・・・
                FIN
H25.3.26 P10:18