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「セバスチャンの誤算 6」FIN R-18 シエセバ
 明けましておめでとうございます。
 今年も宜しくお願いします。
 今日は初仕事でした。 
 一年ぶりの更新です。
 まだまだ事故の後遺症で肩がすぐれません。
 いつ治るか解らず、不安な毎日・・・
 更新を楽しみにして頂いてるお嬢様、焦らしプレイで申し訳ございません(>_<)
 不定期ですが、いつも見て頂いてありがとうございます♥



    「セバスチャンの誤算 6」 
 契約は絶対・・・
 の筈だった・・・
 しかし、今の自分とシエルを繋ぐ契約印が消え失せた今、自分に価値があるのだろうか?
 「おい・・・」
 シエルはセバスチャンの異変にうろたえる。
 それもその筈、セバスチャンの瞳からは・・・
 ポロポロ・・・
 大粒の真珠の様な・・・否、正に真珠が毀れ落ちる。
 「泣くな!!!」
 ぶっきら棒な子供の主には、優しさなど無縁だった。
 それでも、自分を掻き抱く体は熱く、逞しいとは言えないが、心が熱くなる。
 「坊ちゃん!!!」
 あろう事か、自分から主を押し倒すセバスチャン。
 そのまま口付けて・・・
 涙はいつしか止まり、寝室の床にも、ベッドの上にもコロコロと転がっていた。
 純白だったり、ピンクがかってたり・・・青みを帯びた真珠もあり、色とりどりで美しい・・・悪魔の流した涙が美しい真珠を生み出すとは・・・
 コロリ・・・
 多少主に合わせて、体を縮めたせいか、シエルに形勢逆転されたセバスチャン。
 「お前の涙が見れるとは・・・フフ・・・」
 目尻をシエルの舌が優しく舐める。
 セバスチャンは生まれて初めて泣いた・・・
 悪魔は一度泣くと中々、涙が止まらないと言う。
 もし、泣いた時、涙が真珠に変わったのなら、相手を愛している証拠だと言う言い伝えが、魔界にあった。
 それならば、他の宝石に涙が変わるのならば、違う意味があるのだろうか?
 何百年生きたか解らない。
 いつの間にか、人と契約し、魂を喰らった自分・・・
 シエルの温かい舌は、セバスチャンが気付かぬ内に、少しずつセバスチャンの体を愛撫していく。
 「はっ・・・あっ・・・シエル・・・」
 更なる愛撫を求め、シエルの髪に指を絡めていた。
 (浅ましい・・・悪魔の私・・・)
 どれ程否定しても、セバスチャンは悪魔である以上、快楽と享楽に従順なのだ。
 自分の性癖はどうにか出来る存在ではないのだ。
 穢れ切っている悪魔・・・
 本来なら、体は穢されていたシエルの傍にいられる訳もない。
 魂は純白で、穢れを知らぬ清らかなシエルだったから・・・
 憎しみがシエルを変えて、自分と契約を出来たのだ。
 愛撫に身を任せながらも、セバスチャンは頭では理性的だった。
 だからこそ、自身の変化には疎い。
 何故、契約印が消えたのか?
 そもそも契約印が消滅するなど、あり得ないのに・・・
 悪魔との契約は絶対・・・
 獲物は逃れる術などないのだから・・・
 「おい!セバスチャン・・・あったぞ、契約印・・・」
 「えっ?」
 シエルの声に、愛撫にウットリと身を任せた熱が覚める。
 それもその筈・・・
 契約印は消えたのではなく、単純に移動しただけ・・・その事実はセバスチャンを混乱
させてうろたえさせた。
 「ど・・・どうするんですか?あんなに好き放題なさるから・・・周りにどうやって・・・エ・・・エリザベス様は・・・」
 「仕方ないだろう・・・事実は事実・・・まぁ・・・お前の魔力に多少は頼らないといけないな・・・」
 シエルはニヤニヤしながらも、行為を続行しようとする。
 「もう十分、私を弄んだでしょう?いい加減にして下さい!!!」
 「お前・・・僕が嫌がっても続けたじゃないか・・・これは仕返しだ。もう後戻りは出来ないんだから、腹を決めろ!!!」
 「うっ・・・」
 セバスチャンは言葉に詰まる。
 自分の身を与えたのは、自分で選び取った未来・・・
 セバスチャンは女として生きる事を選んだのだ。
 シエルの未来の妻となる為に・・・
 まだシエルは13歳。
 王族ならば、無理矢理結婚と言う手もあるが、貴族の中でもその歳で妻を迎えるのは稀れだった。
 自分達の契約からすれば、十分理屈は通るし、元々の歳の差カップルなのだから、人の世の道理も理屈も関係はない。
 
それでも、これから起こるであろう諍いでシエルを苦しめたくはなかったセバスチャンだった。
シエルとタナカに嵌められた感は拭えないが、それでも女に変化したのは自分なのだ。
どんな事になろうが、仕方のない事・・・
「こんな所に移動する何て・・・」
セバスチャンが自身の契約印を感じられなかったのは、まさか、自分が男に戻るつもりがなくなっている事に気付かなかったからだ。
シエルの妻となり、伯爵夫人になれば、メイドに体を見せなければならなくなる。
黒い爪には、別の色のマニキュアを塗るなり、どんな方法でもある。
しかし、左の手の甲にある契約印だけはどうする事もできない。
今夜限りの女体のつもりだったから、自分の意図せぬ所で、こんな事になろうとは・・・
シャリシャリ・・・
シエルの手がセバスチャンの契約印のある場所を弄ぶ。
陰毛の中だった・・・
いかに、女性同士と言えど、女主人の秘部の場所まで、メイドが洗う事は余程でない限り躊躇われた。
つまり、セバスチャンは既に自身の気付かぬ所で、生涯シエルの妻である事を選び、契約印を移動させ、誰にもシエルとの契約を悟られぬ様にしたのだ。
チュッ・・・ペチャッ・・・
「はっ・・・」
シエルの舌が女性の敏感な場所を舐めた。
いつもは隠れている場所を・・・
「もう・・・シエル・・・」
女になった弊害か?
セバスチャンは素直だった。
悪魔は自身の欲望に忠実なのだから・・・
既にシエルを受け入れる準備は出来ている。
もうシエルの魂を喰う事は出来ない。
自分の未来はシエルの手の中に・・・
セバスチャンに抗う術などないのだから・・・
               FIN
      H26.1.6 P7:36

「悪魔でも愛して2」R-18セバス女体
 悪乗りしているセバス女体
 シエセバですのでご注意を・・・
 色々な二人のパターンです



 「悪魔でも愛して2」
 シエルの体格を考慮して、多少身体を縮めてみたが、それでもセバスチャンの方が大きい。
 どんなに近づこうと努力してみても、人間と悪魔なのだ。
 それがセバスチャンの心を軋ませる。
 幼いシエルが万が一にも、事故として何処かの貴婦人に襲われることすらあるかも知れない…
 それが貴族と言うものだから…
 解かってはいる筈だった。
 自分は悪魔なのだ。
 既にどれだけの女を抱いたかなど、覚えてはいられない。
 『忘却』は人間だけの特権。
 非力な存在であるが為、忘れる事で逞しく生きていける。
 自分は悪魔である為、忘れる事など出来ない。
 この手でこの指で、女を愛撫し、抱いて、その果てに殺した…
 只、忘れたフリをしているだけ…
 ツツッ…
 頬を伝って温かいモノが流れた。
 「痛いか?でもお前の望みだろう…ったくどこまで独占欲が強いんだ…それ程に僕の初めてが欲しかったのか?」
 ピクリとセバスチャンの肩が揺れた。
 (初めて…確かに坊ちゃんは今、初めてと…)
 女体になってシエルを受け入れたセバスチャン。
 長い刻を生きてきたが、女になってまで、抱かれた事はなかった。
 抱く方が良かった筈なのに…
 「坊ちゃん…」
 セバスチャンは信じられないと言う感じでシエルを見た。
 「ああっ…もう泣くな…お前に泣かれると気色悪い…」
 悪態を吐く主…
 「私は泣いて…気色悪い…なんて…ひ…酷い坊ちゃん…」
 ヒックヒックとセバスチャンは泣き出した。
 「もう手に負えん…」
 カプッと噛み付く様に、口付けるシエル。
 そのままで、律動を開始する。
 グチュグチュ…
 セバスチャンの破瓜の血と愛液が混じりあい、卑猥な音を立て始めた。
 「ふっんんっ…」
 セバスチャンの喘ぎ声は、シエルの口内に消えていく。
 「もっと啼けセバスチャン…」
 「あっあぁぁぁ…シエル!」
 耳元で囁かれて、秘所が締まる。
 「くっ…」
 セバスチャンの締め付けにシエルの息が上がる。
 「フフ…流石は処女…凄い締めつけだ…」
 更に律動のスピードを上げた。
 「あっあっ…はっぁぁぁぁ…」
 セバスチャンが極める瞬間の凄まじい締め付けに、シエルは一際激しく突き上げ、セバスチャンの再奥に欲を放った。
 「あっああんんっ…シエル…」
 セバスチャンは一際高い声を上げ、気を失っていた。
 「フフ…お前は本当に犬だな…僕が欲しいなんて…誤解した様だか、陵辱された時に、自ら動く事を強要されただけだ。お前が僕に従順なら、何度でも抱いてやるぞ。僕が女として認めてやるのは、後にも先にもお前だけ…」
 永遠の誓いとも言えるシエルの告白…
 気を失ってるセバスチャンの耳には届かない。
 暫くして意識を取り戻したセバスチャンは何度も、その後シエルに抱かれた。
 
 それから刻は流れ…
 「だから、中出しは止めて下さいって何度も申しましたのに…」
 主のベッドで涙目のセバスチャン。
 「元はと言えば、お前が悪いんだろう?僕が童貞かどうか、自分の身体で確かめたんだから…だから責任は取ってやっただろう…」
 そう当然の如く、セバスチャンの腹にはシエルの子が宿ってしまった。
 それからのシエルの行動は、早かった。
 魂の代わりに、シエルの精気を得る事で、セバスチャンが魔力を行使するのに、何ら支障がない為、使えるだけの魔力でセバスチャンの記憶を塗り替えた。
先代と亡くなる前のセバスチャンの父親との間の婚約者として、セバスチャンの存在の記憶を知りうる限りの者達に植えつけたのだ。
だが、ミッドフォード家だけには、正式に婚約解消の為に、シエルが直々に訪れた。
一応、セバスチャンは両親が亡くなり、家督争いに巻き込まれ、命からがら放浪していたと言う名目がある為、公爵令嬢だった経歴を隠した事にした。
没落貴族と言う訳だ。
 その為、正装してミッドフォード家に行くことは免れた。
 そんなこんなで、腹に子供がいる事もあり、ごく内輪で式を挙げたのだ。
 勿論、表向きは貴族同士の結婚なので、女王の許しは得たのだが…
 二人の思惑と契約は複雑に絡み合い、主と下僕、人間と悪魔、獲物と捕食者は夫婦と言う奇妙な関係になった。
 しかも、数ヶ月後には、パパとママだ…
 「ちよっ…シエル…まだ話は…」
「そんな事はベッド以外でだ…」
「もう仕方ないパパですね…」
「お前だって同罪だろう…」
二人とも、未来がどうなるかなんて知らない…
考えたくもない…
セバスチャンが無事に子供を生めるのかも解からない…
只、二人がお互いを求める強さは同じだと言う事…
悪魔であるセバスチャンを何度も抱いて、最早シエルも人間ではないのだから…
永遠に求めるのはお互いの事だけ…
気紛れな青い月が、愛し合う二人を見ていただけ…
                                 FIN
H24.11.26 P4:55

「悪魔でも愛して」シエセバR-18セバス女体
セバスチャン女体シリーズ
セバスチャンの嫉妬から生まれたストーリー
シエセバですので、苦手なお嬢様はお戻り下さいね。



「悪魔でも愛して」
 こんな筈じゃなかった…
 セバスチャンは激しく後悔した。
 「くっ…うっ…」
 「我慢するな…感じればいい…」
 「ですが…はっあぁぁぁ…」
 ビクン…
 セバスチャンは呆気なく、イってしまっていた。
 人を誑かす筈の悪魔が、人の子に翻弄されて…
 「お前…僕を甘く見ていただろう?僕が味わった地獄はこんなもんじゃない…お前は悪魔だ。快楽と享楽に弱いのだろう?だったら、僕に溺れればいい…」
 シエルは散々嘗め回したセバスチャンの秘部に再び愛撫を施す。
 「坊ちゃん…駄目…」
 拒否の言葉を口にするも、セバスチャンの身体は正直だ。
 更なる愛撫を求めて、収縮を繰り返す。
 「お前のココは甘い…」
 そう、今のセバスチャンは女性だった。
 ほんの些細な悪戯心…
 主には婚約者がいる。
 契約以前からの話だし「シエル」の名を継いだ以上、
『貴族の義務』として何時かはエリザベスとシエルは結ばれる運命だった。
 それがセバスチャンの心を軋ませ、自身の身を女に変えてでも、シエルの初めての女になりたかった。
 穢れきった悪魔自身の身では過ぎた望み…
 しかし、シエルはセバスチャンを咎めなかった。
 寧ろ嬉々として同意した事に気づくべきだったのか?
 クチュクチュ…
 シエルは指の腹で、女の最も感じる敏感な場所を愛撫しながら、舌で蜜壺を舐め回す。
 ピチャ…ぺチャ…
 「んんっ…」
 敏感な場所を同時に愛撫されて、セバスチャンは思考まで、蕩かされた様だった。
 「フフッ…そろそろ悦いか…」
 シエルは指と舌を秘部から離し、セバスチャンに圧し掛かる。
 セバスチャンに煽られたモノを宛がい、一気に押し進めた。
 ズズッ…ググッ…
 「あっ…イタッ…」
 セバスチャンの苦痛の声が…
 無理やりシエルは、セバスチャンの内部に挿入したのだ。
 ブチッ…
 鈍い音がしても、シエルは挿入を止めなかった。
 シエルには、セバスチャンの望みなどお見通しだったから。
 「あぁぁぁ…」
 悪魔にだって痛みはある。
 まして、元々男としての性を固定させていたセバスチャンだ。
 シエルが欲しくて、性別を変えたに過ぎない。
 処女である以上、痛みは伴う訳で…
 シエルの背に爪を立てる訳にもいかず、シーツを掴んで痛みをやり過ごす。
 「いいか、動くぞ?このままじゃ両方辛い…」
 「…」
 言葉にならない程の痛み…
 シエルが受けた過去の陵辱の心の痛みを思うと、セバスチャンの身は引き裂かれる想いだった。
 (シエル貴方が欲しかった…どんな手を使っても…)
 嫉妬に支配された悪魔は、その身を差し出した。
 
 「ねぇ…坊ちゃん…私達の契約は、いつ終わるとも限りません。貴方は成長すれば、何時かは女性を抱かなければなりません。その時になって恥をかかなくて済む様に、実地でお勉強して頂きたいのですが、如何されますか?」
 「お前に任せる好きにしろ」
 そんな些細な誘惑だった…
 
 「はっあっっっ…そんな激し…」
 女性との行為は、初めての筈のシエルに翻弄されてセバスチャンは、堕ちていく。
                   2へ続く
          H24.11.21 P11:30

「ある嵐の夜に9」セバス人魚姫女体化FIN
 ついにラストになりました。
 オリキャラも出てます。
 シエセバR-18バンバンです。
 えぇぇぇ・・・となる内容です。
 大丈夫ですか?
 心の準備OK?
 宜しいですか、
 行きますよ!
 



 「ある嵐の夜に9」
シエルは過去にあった事をセバスティーヌに語り出した。
「僕は10歳の誕生日の時、スペインの王女がお祝いに来て下さったのだが、変わった御方で幼ない子供しか愛せない女性だったんだ・・・それで僕を見初めて是非、夫にとおっしゃられた・・・」
セバスティーヌは息も付けない程、驚いた。
まだ王女の名も年齢も聞いてはいないが、10歳のシエルと婚姻しようとは、明らかに異常だ。
「勿論、両親は反対したよ。彼女はリンダ・デ・カストロと言う名の王女で、16歳だったから。しかし、スペインの血は激しく、警備の隙を付き、僕を誘拐し・・・船で・・・」
シエルはセバスティーヌをきつく抱き締めながら震えていた。
「シエル・・・私は貴方の過去が知りたい訳ではありません。それ程苦しい事を思い出され、辛い思いをされるのは、私も辛いのですよ。貴方に抱いて頂けたから、今の私に戻れたのですから、無理に思い出されずとも「いいや、僕の全てを知って貰いたい・・・その上で今の君を・・・女性としての君と結ばれたいんだ。僕と結婚してくれるセバスチャン?」
まだ女性としての自分の名を明かしてないのだから、そう呼ばれても仕方ない。
「はい・・・シエル貴方が私で良いとおっしゃられるのなら、私は喜んでお受け致します。」
「良かった・・・」
シエルはセバスティーヌをしっかり抱き締め、素敵な笑顔を向けた。
セバスティーヌは、心臓が破裂してしまう程、ドキドキしていた。
「気付けば僕は船の上・・・豪華なベッドに両手を縛り付けられ、全裸にされていた。王女はハデな下着だけの姿で、僕に伸し掛かり、凌辱を始めた。しかし、恐怖しかなかった僕のモノは、何の反応もしなかった。只、触られたり、舐められたりしたけど、3日そんな状態が続けば、次第に王女はイライラしだしたんだ。王女の側近の男性だけが、僕に優しくしてくれた。食事やトイレに連れてったり、御風呂も入れてくれた。しかし、夜になれば、ベッドに逆戻り・・・恐怖から僕の心は・・・」
シエルが気付けば、抱き締めていたセバスティーヌは涙を隠そうと必死だった。
「ごめん・・・君にはハード過ぎる内容だった・・・」
「シエル辛かった・・・です・・・ね・・・」
溢れる涙を抑えきれず、セバスティーヌは、シエルの胸の中で泣いていた。
実際・・・シエルのモノが度重なる凌辱で反応してしまえば、本土につれて行かれ、夫にされていただろう・・・
フラメンコの激しい踊り・・・
リンダの心はそんな言葉で表わされる程の激情型だった。
子供の頃から蝶よ、花よと甘やかされ、スペインの王室にありがちな、欲しいモノはどんな手を使っても手に入れる・・・
そんな感情に振りまわされ、本土ではリンダの犠牲になった者達も何名かいた程だった。
しかし、シエルの両親も見過ごす程、馬鹿ではない。
海軍を指揮し、必死にシエルの行方を追っていたのだ。
シエルが自らの意思で、自分との婚姻を父王の前で告げねば、如何に自分に温厚な父と言えど許さないのを知っているリンダは益々、イライラしていた。
シエルの世話をしていたカルロスは言う。
「王女様・・・如何に貴方と言えど、一国の王子であり、唯一の後継者であらせられるシエル様を誘拐しての好き勝手・・・国同士の争いに発展されても構わないとの覚悟はおありか・・・」
子供の時から自分の傍にいた一番信頼出来る男の言葉ではなかった。
「カルロスそなた・・・」
「王女よ、貴方は分別のつかぬ子供と一緒ですよ。どれ程お傍にいても、私の気持ちすら気付いて下さらず、貴方が夢中になり、弄んだ少年達にどう詫びれば宜しいのか・・・」
カルロスは頭を垂れ、リンダに跪く。
その言葉にリンダは心打たれた。
臣下とは言え、カルロスの祖母は、王族の出だった。
王女とは遠縁だったが、一応、婚約者候補の一人だった。
リンダの性癖を考慮した王により、全ての候補者は、白紙の状態だった。
カルロスは名に似合わぬ美青年であり、子供であったなら、リンダはすぐに夫にするだろう美形だった。
 「カルロス・・・そなたはわたくしの身を案じてくれていたのですか?わたくしは愚かでした・・・シエル様がわたくしを拒絶されなければ、気付けないでいました。それなのに貴方は今まで、私の行動を見逃してくれていたのですね・・・今なら間に合うのでしようか?わたくしはどんな罰を受けても構いませんから、シエル様をイギリスへお返し致しましょう・・・」
 「大丈夫でございますよ。私が秘密裏に事を勧めていましたので、ヴィンセント王もシエル様をお返しすれば、今回の事は不問に付すとおっしゃって下さってますから。では、進路をイギリスへ!」
 最もそれ程離れていないのだから、次の日には、イギリスの港に着き、ヴィンセント王直々に目立たない様に数名の兵士を伴って、シエルを取り戻しに来ていた。
 勿論、重大な事件を起こした張本人であるリンダが詫びねば、外交上は済まぬ話だが、シエルの身に起こった事を隠さねばならぬ為、リンダに再びシエルを会わせる訳にはいかない。
 シエルはショックで目は虚ろで、無邪気さがなくなってしまっていた。
 例え、性器を弄ばれただけとは言え、凌辱されたには違いないのだから・・・
 色々な医師に診せても症状は一向に良くならなかった。
 しかしある夢がきっかけで、海に行きたいと言いだし、両親は困惑していた。
 銀色の長い髪の女性が、海に誘うと言うのだ。
 船で暗い内に連れ出され、性器を弄ばれた為に、心が壊れた筈の少年は、凛とした瞳を取り戻していた。
 何故か母は涙を流し
 「そう・・・そうなの・・・長い銀の髪・・・貴方が行きたいならお行きなさい。貴方の未来は海にあるのだから・・・でも、毎日、夜には城に戻って来てね」
 溢れる涙を流す母を優しく撫で、微笑む父。
 いつか二人の様に、愛する女性を妻に迎え、幸せになれる日が、自分にくるのだろうか?
 自分の身体が穢された気がしてならないシエルは、女性を遠ざけ、臣下の中でも、老人のタナカにしか、入浴の手伝いをさせなくなっていた。
 シエルの教育係でもあったタナカは、喜んで手伝いをしていた。
 「この爺めに大切な御役目を御与え下さり、光栄でございます」
 タナカは只、喜んでくれた。
 「タナカ・・・僕は・・・」
 「シエル様、貴方は次期王となられる御方・・・臣下に命令なされれば宜しいのですよ。暴君になられてはいけませんが、臣下の心ばかりに囚われていては、疲れてしまいますよ。適度に支配者となられ、適度に臣下を思いやる・・・難しいでしょうが、貴方なら素晴らしい王になられるでしょうな」
 じいやの優しい笑顔に心が癒されて行く。
 スペインの王女は、あの後、カルロスと婚姻を結んだと、風の噂でシエルの耳にも入っていたが、何の感情も感じなくなっていた。
 海は広い・・・
 広大な海に出て、潮風に吹かれたら、嫌な事すら吹き飛ばされそうだった。
 そんな中の嵐の夜・・・難破し、海に投げ出されたシエルは、セバスティーヌに助けられた。
 運命として・・・
 そして、現在、奇跡とも言える出会いにより、シエルは自分の心を捕らえて離さない少女に再会した。
 赤い目のセバスティーヌに・・・
 「こんな過去の僕でいいのかい?もう僕は、君を離さないよ。会いたかった君に出会えたんだ。もう男としての君は抱いてしまったけど、これから女としての君を抱くよ・・・でも、王女に色々とされてね・・・そのトラウマは今でも克服出来てないかも知れない・・・酷く抱いてしまうけど、いいかい?僕はずっと君に恋してた・・・君が助けてくれた日から、君の事を忘れなかった日はないくらいに・・・愛してるよセバスチャン・・・」
 「シエル私も貴方を愛しています。貴方の姿を初めてみつけた時から・・・ずっと恋していました。貴方が嵐で海に落ちなければ、こうして会う事もありませんでした・・・それが幸運だと思う私は愚かかも知れません。私を抱いて下さった暁には、私の真実の名と正体を明かしましょう・・・どうぞどの様な行為でも構いませんから、抱いて下さい。」
 セバスティーヌは震えていた。
 男として抱かれても、女として初めて男を受け入れるのも、初めてなのだから・・・
 シエルの精を自分の身に再び受けなければ、今の姿を固定できないのだ。
 もし、今のまま人魚に戻ってしまえば、泡となって消えゆく定めからは逃れても、二度とシエルに会う事は許されないだろう。
 それならば、泡となって消えた方がマシだ。
 シエルの唇が、優しくセバスティーヌの唇に重なった。
 しかし、右手は確実に秘部に触れていた。
 余程、リンダ王女に教え込まれたのだろう・・・
 人を抱くのは、初めての筈なのに、手慣れていた。
 セバスティーヌの胸が痛む。
 シエルが悪い訳ではないのに、初めて触れたのが、自分ではない事に・・・
 クチュッ・・・クチュッ・・・
 花弁を嬲られていたら、セバスティーヌは濡れ出していた。
 心とは裏腹に昂ぶる身体・・・ 
 シエルが欲しいと・・・
 それだけは、真実の心・・・ 
 心からシエルが欲しい!
 「優しく出来ないけど・・・いいかい?」
 「ええ・・・シエル・・・どうぞ・・・」
 男であった時より、恐怖はあるが、女としてシエルに愛されたい。
 足を抱え上げられ、花弁に当たる何か・・・
 恐怖より、シエルへの愛の方が勝る。
 ズズッ・・・
 「ひっ・・・」
 熱い何かが、セバスティーヌの花弁に挿入された・・・
 「あっ・・・くっ・・・」
 「つっ・・・もう少し・・・楽に・・・」
 シエルの辛そうな顔・・・
 シエルの唇が、舌がセバスティーヌの口腔を縦横無尽に動き回り、秘部の緊張が解けた。
ズプッ・・・
「ああっっっ・・・」
痛みにシエルの背に回っていたセバスティーヌの爪が、食い込む。
「セバスチャン・・・もつと爪を立てて・・・もいいから・・・僕を受け入れて」
ズズッ・・・スズッ・・・
「くうっ・・・」
セバスティーヌは、背を仰け反らせていた。
グチュッ・・グチュッ・・・
血とセバスティーヌの分泌液で、シエルのモノは、楽に抜き刺しを始めた。
痛みはあるものの、たまにキスしてくれるシエルの優しさに、セバスティーヌの心は満たされた。
次第に深く激しくなる行為に、セバスティーヌは、ついていくのが、やっとだった。
「ああっ・・・シエル・・・」
「くっ・・・そんなに・・・もう・・・」
セバスティーヌが絶頂を迎える頃、シエルは最奥で白濁を放った。
熱いシエルの精を受け止め、気を失うセバスティーヌ。
「愛してるよ、セバスチャン・・・」
耳元で熱い囁きを聞きながら・・・

暫くして目覚めると、シエルの温かい腕はなかった・・・
「シエル!」
飛び起きて、探そうとしたセバスティーヌは痛みでベッドに逆戻り・・・

「大丈夫かい?初めて僕を受け入れたんだ。急に動いては・・・もう朝だから朝食を用意して来たんだよ」
「ありがとうシエル・・・」
真っ赤なセバスチャン。
 ベッドに突っ伏して・・・
 シエルはベッドの傍にテーブルを用意して、セバスチャンに食事を勧めた。
 少し前まで、シエルを受け入れていた秘部は、軽い疼痛を感じたが、シエルの優しさに心打たれて、起き上がった。
 「美味しい・・・」
 疲れた体に浸み入る野菜スープ。
 疲労感が失われていく様な・・・
 シエルは、パンをぱくついて、とても嬉しそうにセバスティーヌを見ていた。
 そんなシエルの視線にドキドキして・・・
 「君の名は?」
 「セバスティーヌですわ、シエル王子」
 「セバスティーヌ・・・美しい名だ・・・フフ・・・セバスチャンと言う名もまんざらじゃなかったんだね。では、セバスティーヌ、改めて僕と結婚してくれますか?君が何者でも構わないから。」
 「私は人魚ですよ。それでも良いとおっしゃるなら、私を妻にして下さい」
 シエルの答えを待ち、俯くセバスティーヌ。
 「フフ・・・そうか・・・人魚・・・ああ・・・そんなフフ・・・」
 面白いと言うより、不思議な笑い方のシエル。
 「何でそんな笑い方・・・ねぇ・・・シエル・・・」
 シエルはいつまでも笑っていて、中々教えてくれなかった。

 翌日、シエルは両親とセバスティーヌを引き合わせた。
 レイチェルは、セバスティーヌを抱き締めた。
 その時、初めて、シエルの昨日の笑いの意味を知らされた。
 何と、レイチェルも、元人魚だったのだ。
 しかも、シエルを立ち直らせたきっかけの銀の髪の人物は
「海の魔女」アンダーテイカーで、実はレイチェルの実の姉だった。
 実の妹を人間にしてしまった後悔から、「海の魔女」は試練として、人魚達に色々な課題を与えていただけ・・・
 その課題にクリアーした者だけが、人間として生きていけるのだ。
 セバスティーヌはその後、シエルの王子妃となり、幸せに暮らしたと言う。
 シエルと人魚姫は種族を越えて、結ばれた。 FIN H24.8.27 P3:43

「ある嵐の夜に8」セバス人魚姫女体化
 今回はがっつりR-18ですので、ご注意を!!!
 もうそろそろ終わりに近づいてきました(*^_^*)
 さぁ・・・またも焦らしプレイで終わると言う・・・
 今しばらく、お付き合い下さいませ(*^_^*)



  「ある嵐の夜に8」
 セバスティーヌは不思議な夢を見ていた。
 誰かが自分を呼んでいる・・・
 声のする方に向かい、相手に引き寄せられ、胸に抱かれる所で目が覚めた。
 ギョとするセバスティーヌ・・・
 そう自分を抱き締めるシエル王子の胸で、目が覚めたのだから・・・
 「おはよう、さっきはびっくりさせちゃったね。夕食の用意をさせるから食べるかい?」
 コクコクと真っ赤になって頷くだけのセバスティーヌ。
 シエルに抱かれなければ、男の身体と声にされた意味がないと言うのに、赤面している為、セバスティーヌは碌に返事も出来なかった。
 (この方は、私が初めてではないのですね・・・)
 まだ18歳と言うのに、人間は経験豊富だなどと、要らぬ詮索をしてしまう。
 ズキンと胸が痛んだ。
 生まれて初めて、人間を愛してしまった。
 同族か、魚類と結婚し、子供を成すのが、自分の運命・・・
 掟に背いてまでも愛したと言うのに・・・
 それでも、愛するしか出来ない、愛しいシエル。
 ズラリと並べられた食事より、シエルだけを見ていたい。
 しかし、今の身体は人間。
 食事を摂らなければ、生きていけない身体。
 セバスティーヌは勧められるまま、食事をしていた。
 人魚であった時には、果物など、食べる必要はなかった。
 バナナ、リンゴ、パイナップル、マンゴー、キーウィなどの色とりどりの果物が、セバスティーヌのお気に入りになった。
 「果物ばかりだね、そんなに美味しい?」
 「ええ・・・こんなに豪華な食事は初めてですので・・・」
 甘さも固さも色々、すっぱいものとかもあり、食欲が刺激されていた。
 「でも、これも食べなきゃ体力つかないよ。」
 シエルが差し出したのは、鶏の唐揚げだった。
 初めて見る食べ物に、恐る恐る手を伸ばし、食すセバスティーヌ。
 香ばしい唐揚げを食べて、空腹が癒される感覚に満たされた。
 人魚であった時は、海藻類が主で、滅多な事では、魚すら食べた事のないセバスティーヌだったが、シエルの傍にいる為には、勧められる物は全て食べなくてはならない。
 何かの魚に、塩をまぶしただけのシンプルな塩焼き。
 いつもいる海の味がした。
 「美味しい・・・」
 「良かった・・・美味しそうに食べてくれて嬉しいよ」
 ドキリとする程、素敵な笑顔のシエルに、頬を赤らめるセバスティーヌ。
 自分が嵐の夜にシエルを助けた少女だとは、伝えられない・・・
 人魚の血肉は、不老不死を齎し、過去何度となく、人間に狩られた人魚もいたからだ。
 セバスティーヌは、想いが叶わぬ時、泡となって消えゆく運命ならば、シエルに殺されても良いと思ってはいるが・・・
 しかし、今のシエルは『セバスティーヌ』ではなく、少年としての『セバスチャン』を抱く気満々らしい・・・
 それが美しいと評判の婚約者を妻に迎えない理由なのだろうか・・・
 聞きたいけど、理由は聞けなかった。
 「どうしたの?美味しくなかったかな・・・」
 シエルが指先で頬を拭った理由が、解ってしまった。
 知らずに涙が流れ出していた。
 「いいえ・・・私は幸せだと・・・記憶を失った身で、王子である貴方に優しくして頂けて・・・」
 「そんなに感謝されると変な気分だよ・・・僕は欲情のままに、君を抱こうとしたのに・・・記憶を失っても、君を辱め様としたのは、理解出来るよね?」
 「解ってます・・・でも、私も貴方が・・・」
 それ以上言う事は出来なかった。
 自分の正体を自らの口で暴いた時、海の魔女の薬の力はなくなり、人魚に戻ってしまうから・・・
 シエルはクスクスと笑う。
 「フフ・・・僕達、何処かで会ってるのかな?同じ気持ちだと言うのなら我慢しないよ」
 「ええ・・・私を貴方に・・・」
 差し上げます・・・
 その一言は言えないセバスティーヌ。
 シエルは食事を片付けさせる為に、使用人を呼んだ。
 もう後には引けない・・・
 セバスティーヌはナイティーの裾をギュッと掴んだ。
 使用人達は手早く仕事を終え、退出した。
 もう部屋には、シエルと二人きり・・・
 ドキンドキンと心臓の音が煩くて、胸が張り裂けそうだった。
 シエルの手がセバスチャンの顎に手を掛け、口付けた。
 そのままシーツに押し倒されて・・・
 シエルの手がセバスチャンのナイティーの裾から滑りこんでいた。
 ビクッと身体が強張るセバスチャン。
 「怖い?それなら止めるよ・・・」
 シエルの青い瞳は、セバスティーヌが憧れる空の色・・・
 嵐の夜とか、近くに人がいない時しか、外に上がれない人魚姫セバスティーヌ・・・
 「いいえ・・・貴方の瞳に引き込まれそうで・・・」
 シエルの頬に手を添え、自分から口付けた。
 「ああんんっ・・・」
 慣れぬ性器を扱かれ、嬌声が漏れてしまう。
 「凄い・・・もうこんなに・・・僕も我慢出来ないよ・・・少し急ぐね・・・」
 シエルはいつの間にか、セバスチャンのナイティーを脱がせていて、足をガバッと開き、尻を抱え、蕾を見つめていた。
 「ひっああっ・・・」
 初めての場所に、違和感を感じるセバスチャン。
 シエルの舌が蕾を舐めていたのだ。
 「はっああっ・・・」
 ピチャピチャと子猫がミルクを舐める様な音がする。
 それだけでなく、固い何かが入り込む。
 「いっやぁぁぁ・・・」
 「くっ・・・もっと力を抜いて・・・これでは先に進めない・・・」
 セバスチャンの拒絶は仕方のない事・・・
 人魚である為、人間とは身体の作りは違う。
 「素敵だよ・・・君のココ・・・ピンクで綺麗で・・・生まれて初めて人のを見たけど、こんなに綺麗なんだ・・・」
 シエルの一言で、強張りが解れ、シエルの指をズブズブと飲み込む事になってしまった。
 「はっああっっっ」
 余りの快感に白濁を放つセバスチャン・・・
 ガクガクと震える身体・・・
 セバスチャンは確かに聞いた・・・
 『初めて』と言ったシエルの言葉・・・
 キスするのが巧くて慣れていると思っていたのは、自分の思い違いだったのか・・・
 そんな考えを直ぐに打ち消された。
 ズズッ・・・
 指などと比べ物にならない質量のモノが、内部に挿入されていく・・・
 「ああっはっ・・・」
 セバスチャンは仰け反り、痛みにシエルの腕に爪を立てていた。
 「くっ・・・もっと力を・・・ふっ・・・」
 シエルはセバスチャンの内部の締め付けに溜まらず、白濁を放つ。
 ビュクッ・・・ドクン・・・
 セバスチャンはシエルの熱い精液を感じ、身体が内部から焼け尽される熱さに焼かれた。
 初めて海の魔女の薬で、今の身体を手に入れた様に・・・
 シエルを浅く受け入れたまま、身体が輝き出した。
 シエルの腕は、しっかりとセバスチャンの爪に捕らわれていた為、離れる事すらままならない。
 眩しく発光するセバスチャンを只、見つめていた。
 「くっああっ・・・」
 セバスチャンの嬌声とも付く様な声で、シエルは益々、煽られた。
 一度放ったと言うのに、浅くセバスチャンの内部に潜り込んだシエルの性器は、質量を増し、まだまだ欲望のままにセバスチャンを蹂躙する事になる。
 「はっ・・・もう・・・あっぁぁ・・・」
 輝くセバスチャンを突き上げ、引き抜く限界まで退き、また突き上げた。
 既にセバスチャンの変化は、上半身のみ終わってて、長い黒髪、豊満な胸・・・
明らかに少年ではない事が解っても、シエルの欲望は止まらない。
 「君は・・・やっぱり夢じゃなかったんだ・・・あの時の少女・・・」
シエルが心の底から望んだ嵐の夜の少女は、今自分が抱いている少年だったのだ。
「そんな・・・もっと・・・ゆっくり・・・」
まだ光に包まれたままのセバスチャンは眩しくて、まるで天使が舞い降りたかの様で・・・
「無駄・・・だよ・・・こんなに僕を求めて・・・」
ズプッ・・・
シエルは欲望のままに最奥まで、挿入し、再び、欲望を放つ。
セバスチャンは背を仰け反らせ、長い髪を翻し、汗に塗れ再び気を失った。
部屋に残るのは、二回の情交で、軽い疲れを感じたシエル王子のハァハァと荒い息遣いだけ・・・
「君を愛してる・・・」
気を失ったセバスティーヌには、シエルの声は届かない。
シエルは、起き上がり、浴室に行くと、濡れたタオルと乾いたタオルを用意した。
まだこれで終わらない・・・
しかし、これ以上は直ぐには無理だろうと判断し、セバスティーヌの身体を拭いていた。
自分の白濁を掻き出し、綺麗にし、片手でセバスティーヌを抱き上げ、汚れたシーツを取り替えた。
シエルは王子ではあっても、母の躾により、少しは身の周りの世話くらい自分で出来たから・・・
ぐったりと眠り続けるセバスティーヌ。
目を覚ました時には、世界が変わる。
その事に気付かずに眠り続けた。
「んんっ・・・」
セバスティーヌは身じろぐ・・・
自分を抱き締める温かい身体に気付き、ハッとした。
腰まではある長い黒髪に戻っていたから・・・
「う・・・んっ・・・目覚めたのかい・・・」
シエルは物憂げに髪を掻き上げた。
自分を抱き締めていた、温かい腕の持ち主。
セバスチャンは言葉を発せれなかった。
自分の事をどう説明して良いのか?
「君は女性だったんだね。いいよ解ってるから・・・僕は本当は男しか抱けなかったんだよ。ソレをこれから説明するね・・・」
シエルの言葉は、セバスチャンを驚かせた。

「ある嵐の夜に7」セバス人魚姫女体化
 急展開のR-18で(*^_^*)
 そんなにハードではありませんが、苦手な方は見ないでね。
 悪ふざけ、童話パラレル第二弾・・・
 何故かラストまでいかない!!!
 少年になってしまったセバスティーヌは、どうなってしまうのでしょうか?



           「ある嵐の夜に7」 
 男色だったら、男しか愛せない。
 しかし、今は少年なのだ・・・
 でもと思う。
 「海の魔女」はシエルの性癖を知ってて、わざと男にしたのだろうか?
 しかし、元の少女の身体に戻るには、シエルの精液をその身に、受けなければならないのだ。
 女の身体ならいざ知らず、男にされても、どうすれば良いのか解らず、戸惑ってる自分が、無事に抱かれる事が出来るのだろうか?
 困惑しているとクスリと笑われた。
 「そんなに身構えなくて良いよ・・・母上は何でも思った事を口にしてしまう方だから、あんまり気にしないで」
 ニコリと笑われても、どう返して良いか解らないセバスティーヌ。
 今は少年で「セバスチャン」と名付けられたけど、女性なのだから・・・
 乙女の心は、複雑怪奇・・・
 気付けば、シエルの手は、傷付いた身体に薬を塗っている所だった。
 切れてはいなくても、若干赤くなった肌に薬を塗り込んでるだけなのに・・・
 慣れない身体だからか、男の部分が、首を擡げ始めているのが、セバスティーヌにも理解出来た。
 「フフッ・・・別に意味を込めて、手を動かした訳じゃないんだけど・・・ウブ何だね。でも、このままじゃ辛いよね・・・」
 シエルはセバスティーヌの足に手を添え、少し開かせた。
 当然、立ち上がった性器をシエルの眼前に晒す事になる。
 「大丈夫、力を抜いて、僕に全てを委ねて・・・」
 甘い言葉に流されそうになるセバスティーヌ。
 「ダメ!恥ずかしい・・・」
 慌てて、股間を隠してしまう。
 「男としては自然な事だから、大丈夫だよ」
 まさに悪魔の囁き・・・
 「ああっ・・・」
 パクリと咥えられ、悶えるセバスティーヌ。
 男の部分も今は自分の身体。
 「ふっんんっ・・・」
 声を聞かれたくなくて、両手で塞いだら、涙が零れた。
 シエルの精を受ける為には、これは通過儀礼に過ぎぬのに・・・
 ジュブッジュブッ・・・
 シエルが口を動かす度に、卑猥な水音がした。
 口を手で塞いでいるので、シエルを拒めなかった。
 シエルの巧みな舌使いで、セバスティーヌは呆気なく、果ててしまっていた。
 コクン・・・コクン・・・
 シエルは迷う事なく、セバスティーヌの精液を飲み干していた。
 「ごちそう様・・・あれ?刺激が強すぎたかな・・・」
 セバスティーヌは生まれて初めての快楽に、心がついていかず、気を失っていたのだ。
 「君は何て素晴らしいのだろう・・・あれくらいで、気を失っちゃうなんて・・・」
 涙に濡れた頬を優しく撫でた。
 ベッドの傍のクローゼットから、自分の真新しいナイティーを取りだし、セバスティーヌに着せていく。
 彼をベッドに寝かせ、自分も軽くシャワーを浴び、着替えると、ベッドに潜り込む。
 夢見た少女に瓜二つのこの少年が何者なのだろうと、ワクワクしているシエルだった。
 腕に抱く少年は、磯の香りがした。
 海の匂い・・
 もう二度と、行けないであろう広大な海に抱かれる気分だった。
 まだ夕食も食べていないが、彼の回復が優先だった。
 腕の中で眠る少年は、無邪気で、痛々しささえ感じていた。
 シエルは苦笑する。
 初めて会ったのに、何故こうも心惹かれるのか?
 ここまでするつもりなど、なかったと言うのに・・・
 まるで何かに誘導されている様で・・・
 怯えさせるつもりもないと言うのに、我慢出来ない自分が、信じられなかった。
 はっきり抱きたいと思った相手だった。
 シエルには、相手が男だろうと関係なかった。
 女を愛せないのだから・・・
 「早く目覚めて・・・僕が愛してあげる・・・」
 シエルの本音・・・
 シエルはセバスティーヌの額に優しいキスをした。

「ある嵐の夜に6」セバス人魚姫女体化
 明日は4時起きなので短いですが・・・
 ストーリーは益々、意外な展開へ(*^_^*)



       「ある嵐の夜に6」 

 「シエル!」
 バターンとドアが全開された。
 シエルとセバスティーヌの甘い雰囲気はブチ壊し・・・
 「貴方、素敵な少年連れ込んだんですって!!!やるわね、流石は私の息子!」
 着飾った女性が、ズカズカと踏みこんできた。
 「母上・・・ドアに鍵を掛けた筈ですが・・・」
 「ああ・・あんな物・・・私にかかったら・・・フフッ・・・」
 シエルがウンザリして、ドアの現状を見て、溜息を付く・・・
 ドアは、蝶番から、毟り取られる感じて、原型を留めてなかったからだ。
 シエルが母上と呼ぶ女性は、王妃レイチェルだった。
 馬鹿力を王であるヴィンセントに見染められ、一介の貴族の娘が王妃になったのだ。
 王族の姫達は、肩すかしで、それ以来、レイチェルをいびり出そうと、あの手この手で嫌がらせをしても、腕力にモノを言わせ、恋敵達を退かせた女傑であった。
 シエルは未だ全裸のセバスティーヌに、シーツを被せて母から隠した。
 今はまだキスしかしていないが、全裸の少年の傍にいるのを誤解されたくないからだった。
 母に距離を置かせる為、ベッドから立ち上がり、セバスティーヌに背を向け、ドアの方に歩き出すシエル。
 「母上、彼は記憶を失くす程の衝撃を受けた様です。今は手当てする所ですから、退出して下さいね。貴方は、女性なのですから・・・」
 「貴方より、少し下の子なんだから、気にする事ないわよ。何だったら、私が手当てを・・・「結構です。僕が自分でします。」
 身体は少年のセバスティーヌに王妃は、興味津々なのだった。
 「もうシエルのケチ!いいわよ。元気になつたら、じっくり見せて貰いますからね。約束なさい!」
 「はい約束しますから。では、母上どうぞ・・・」
 ドアの外に出る様に、促すシエルだった。
 「さぁ、セバスチャン・・・邪魔者もいなくなったとこだし、きちんと傷の手当てをしようね。そのままだと目の毒だし・・・」
 (えっ・・・やっぱり男色なの・・・それじゃ、私なんかに見向きする訳ないじゃない)
 もう自分は、二度と、愛される訳ないじゃない・・・

「ある嵐の夜に5」セバス人魚姫女体化
 ついにシエルと出会ったセバスティーヌ・・・
 今回は、二人がバンバン話しますよ(*^_^*)
 相変わらずの焦らしプレイですが(>_<)
 どこまで、伸びるんだこの話・・・
 二人が暴走を始めました・・・



      「ある嵐の夜に5」 
 「ひぁっ・・・」
 セバスティーヌは悲鳴の様な驚きの声を上げた。
 浴室に立たされ、シャボンで汚れを落とす為に、シエルに洗われてるだけなのに、身体は敏感に感じてしまう。
 身体は少年でも、心は少女なのだから・・・
 「ごめん・・・君には刺激が強すぎたかな・・・」
 シエルはクスクスと笑いたいのを我慢していた。
 目の前の少年は、どうも純真無垢らしい・・・
 それもその筈、セバスティーヌは未だに、誰にも肌を許していないのだから・・・
 頬は紅潮し、照れているのが明るい浴室では丸見えなのだから・・・
 シエルは余り彼の性器には、触れない様にして、全身を隈なく洗っていく。
 全身を洗い終え、泡を流し、浴槽に彼を入れ、温まらせた。
 「何故、私にそれ程、優しくして下さるのですか?」
 ついセバスティーヌは聞いてしまった。
 「君の瞳に引き込まれたからだよ。嵐の夜・・・僕を助けてくれた少女に似ているからね、君は・・・」
 セバスティーヌはドキンとした。
 シエルは自分の事を覚えている様だ。
 しかも、人魚だとは気付かれなかったらしい。
 人魚は正体を知られたら、相手を殺すか、自分達のテリトリーに連れ帰り、二度と人間の元へ戻す事はしない。
 人魚の血や肉を喰らった者は、不老不死になるからだ。
 しかし、誰も彼もそうなる訳ではない。
 効き過ぎる薬は、使い方を誤れば、劇薬になる様に、人魚の血は万能ではない。
 一時的に、怪我などを回復させるのは可能だが、副作用が出る事もあるのだ。
 半魚人と呼ばれる一部の海の住人は、全て生まれながらの存在ではない。
 知らずに口にしたり、ワザワザ人魚を捕まえて、不老不死を願い、叶わず化け物と化した元人間もいるのだから・・・
 過去には、人魚に願えば、血や肉を口にするのも可能なのに、ズタズタに引き裂かれ、修復不可能な化け物と化した人魚がいたとか、いないとか・・・
 まだまだ生まれて16年しか生きていないセバスティーヌには、何も解らない。
 セバスティーヌがグルグルと、思考を巡らせている間に、シエルはセバスティーヌの身体を抱き上げて、浴槽から出し、バスタオルで体を拭いている所だった。
 ハッとなるセバスティーヌ・・・
 「王子様、そんな事は自分で出来ます。貴方のお手をこれ以上煩わせては・・・」
 「何で僕の事を王子だと?」
 「だって・・・素敵な、お衣装ですから・・・」
 まずったとセバスティーヌは思った。
 今のシエルの衣装は、精々、裕福な貴族の子息と言った感じのラフなスーツだったからだ。最も、豪奢なマントは、自分の汚れた身体を包んで、使い物にならなくなったのだが・・・
 「君は平民なのか?ああ・・・すまない・・・記憶を失ったのに、こんな疑う様な、変な事を言って・・・」
 「いいえ、助けて頂いて、御風呂まで王子にお世話して頂いて、私は幸せです。御恩返しが致したいので、傷が癒えたら、召使いとしてでも、使っていただけますか?」
 「いや、君は僕の客人だよ。海で困っている人がいれば、助けるのは当然だしね。気にしなくて良いから、傍にいてもいいかい?」
 「そんな私なんかの傍に・・・そんな贅沢な事・・・」
 「僕がしたいからだよ。それとも迷惑・・・」
 「いいえ、嬉し過ぎて・・・」
 セバスティーヌは、感極まって、涙をポロポロと流す。
 そんなセバスティーヌの姿が愛しくて、シエルは思わず唇を重ねていた。
 途端にセバスティーヌの身体が震えた。
 しかし、シエルはセバスティーヌの唇を解放する事はなかった。
 始めは触れるだけの優しいキスだった。
 次第にキスは深くなっていく・・・
 まだシエルは18・・・
 女性の経験はない筈だ。
 それなのに、キスに慣れ切ってる感のシエルに、セバスティーヌは不安を覚えた。
 自分が少女であったとしても、初対面になる筈の相手が、目の前で泣いているからと、キスするだろうか?
 しかも、今の自分は少年・・・
 深くなるキスに翻弄され、思考も纏まらない。
 スッとシエルの唇が離れ、フイに抱き上げられた。
 運ばれた先は寝室・・・
 (えっ?えっ?)
 セバスティーヌは取り乱したい気分で一杯だった。
 シエルは男色なのか?
 美しい従姉妹で、婚約者がいると噂できいたが、未だに、結婚のフレすらないのは、そう言う事なのか?
 「君の名前は・・・う~ん、一番オーソドックスだけど、セバスチャンでどうかな?」
 セバスティーヌは驚く。
  少し違うものの、自分の本当の名前に近い名前だったから・・・
 「貴方が下さる名前なら、どの様な名でも構いません。傷が治った暁には、誠心誠意、お仕え致しましょう・・・」
 セバスティーヌの誓い。
 今のキスがどんな意味であろうとも構わない。
 今、自分がシエルにキスされたのは、事実だったから・・・
 セバスティーヌが、思うのはシエルの傍にいられる事だけ・・・
 しかし、セバスティーヌを巻き込む運命の糸は、意外な結末を送る事は、まだ知らない。
 シエルとセバスティーヌの運命の糸は、繋がり始めた・・・

「ある嵐の夜に4」セバス人魚姫女体化
 セバス人魚姫バージョンのってきました(*^_^*)
 もう少しでFIN出来ると思います。
 セバスの女体大丈夫なお嬢様は、今しばらく、お付き合い下さいませ(*^_^*)
          


 「ある嵐の夜に4」 
「さぁ・・・小生の魔力でシエル王子を呼び寄せておいたよ。すぐ助けてくれるだろうよ。それから先は、そなたの運次第・・・幸せにおなり・・・その身体でね。元の身体に戻るには、只その身に王子の精を受ければいい・・・。小生はもう行くよ・・・」
 アンダーテイカーは、セバスティーヌを岸に置いて、海にもどって行った。
 シエルはエリザベスを愛せなかった。
 可愛いとは想う。
 自分にだけ向けられる無邪気な微笑み、しかし、妹以上にはならなかった。
 嵐の夜に、自分を助けてくれた赤い目の少女が忘れられなかったからだ。
 王宮を出て、いつも出航する海に来ていた。
 溜息を付きながら、アンダーテイカーの魔力に引き寄せられ、セバスティーヌの姿が目に留まる。
 「君、大丈夫か?」
 慌てて、セバスティーヌを抱き起こす。
 人魚から人間になっていた為、全裸だった。
 しかし、見慣れた身体なので、シエルは驚かなかった。
 うっすらと覚醒し出したセバスティーヌは、目を開こうとしていた。
 次第に開かれて行く目・・・
 シエルが求めて病まない赤い目・・・
 「君の名は?」
 「私は・・・」
 セバスティーヌはそれ以上、言葉を発する事が出来なかった。
 びみょ~に違う自分の声に戸惑う。
 「わ・・・私は・・・思い出せません・・・」
 そこまで言うのが、やっとで・・・
 「そうか・・・服まで破けて、難破でもしたのかも知れぬ。取りあえず、僕の屋敷に行こう。」
 シエルは自分のマントを外し、セバスティーヌを包み込む。
 シエルから香る白薔薇の香りに、セバスティーヌは酔う。
 セバスティーヌはまだ気付かない。
 アンダーテイカーの薬で無理矢理、人間になった副作用で、自分の身体がどうなったのかも・・・
 シエルは裏口から、私室に入り、風呂に湯を張っていた。
 シエルがマントを外そうとして、セバスティーヌは恥ずかしがった。
 「そんなに照れなくても、君は奥ゆかしいね。同性なのに・・・」
 シエルの言葉でセバスティーヌは固まった。
 声の響きから薄々は感じていたが、はっきり言われると、ショックだった。
 流石は捻くれた「海の魔女」
 シエルが同性になってしまった自分を愛する訳はない・・・
 『只、シエルの傍にいたい』その望みは叶うのだが・・・
 シエルはそんなセバスティーヌの心など知らずに、浴室につれて行った。
 明るい浴室で見たセバスティーヌの身体は美しかった。
 例え、少年の身体になっていようとも・・・
 シエルはゴクリと喉を鳴らしていた。
 抜ける様に白い白磁の肌・・・
 あちこち岩にぶつけたのか、赤くなっている肌・・・
 まるで、男を誘うかの様な色香・・・
 傷の手当てをする為には、身体を清潔にしなければならない。

「ある嵐の夜に3」セバス人魚姫女体化
 続編ですが、雷と睡魔に襲われて・・・
 凄く短いですが、更新します。
 




          「ある嵐の夜に3」 
「ヒッヒッヒッ・・・ようこそ海底へ・・・海の王の娘セバスティーヌ。そなたの事は知ってるよ。小生に何を望むのかもねぇ・・・でも、良いのかい?今のままのそなたじゃなくなるんだよ。小生は「愛の力」を試してみたいのさ。まずはそなたの美しい長い髪をおくれ・・・そしてその美しい声も・・・それでも人間になりたいかい?」
 「ええ・・・構いません。例えどの様な姿になろうとも、シエル様のお傍にいられれば、それで私は満足なのですから・・・」
 「しかし、解っているのかい?王子と結ばれなければ、泡となって消えゆく運命を・・・たかが人間の為に、その命を捧げようと言うのかい?」
 「王子だけが私の大切な人・・・この命を差し出そうとも、只、お傍に・・・」
 「そうかい・・・ならその望み叶えてやろうかねぇ・・・人間にはしてあげるよ。但し、『愛の試練』の為に、過酷な運命を与えよう。もう一度聞くよ。傍にいられればそれだけで良いと言うのに偽りはないね?」
 「はい、この髪も声すらも貴方に捧げましょう・・・シエル様のお傍にいられるだけで、私は幸せなのですから・・・」
 「ヒッヒッヒッ・・・本当面白い子だねぇ・・・声を失っては、王子に出会う事すら出来ないじゃないか?これはサービスだよ。声は残しておくよ。但し、色々、今のままじゃない事も、覚悟して貰いたいね(*^_^*)」
 では、と差し出された緑色の薬草。
 セバスティーヌは、先の事など考えず、薬草を飲み干した。
 身体が暑く、燃え盛る。
 「それではセバスティーヌ。そなたの運命はそなた次第・・・選んだ道を違えぬ様に、生きておいで・・・」
 アンダーテイカーが言うか早いか、セバスティーヌはバランスを失い、その腕に身を預け、意識を失う。
 変化は少しずつ進み、アンダーテイカーに、岸へと運ばれていた。