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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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「舞踏会の夜に」R-18 シエル女体夫婦セバシエSS
久しぶりのレゾンデートルシリーズ
坊っちゃん女体で、セバスチャンの妻です。
苦手なお嬢様は、ご遠慮下さいませ・・・
左足首は大分良くなってきてますが、色々あって・・・
落ち込み気味の九条でした((+_+))



           「舞踏会の夜に」 

 結婚して間もなくの事だった。
 式は大々的にお披露目をしたのに、新しく女王の番犬となったファントムハイヴ伯爵を見ようと開かれた舞踏会。
 断る事も可能だったが、相手の身分が身分だった。
 公爵であれば、断るのも憚られた。
 皇族に次ぐ貴族・・・家族が皇族出身の者もいたのだ。
 伯爵として如何にファントムハイヴが優遇され様とも、弁えるべき事もある。
 シエルは嫌がったのだが、身分を偽り、貴族なのを隠していたと言うセバスチャンの身分を証明する為にも、今回は断れなかった。
 元々、魔界ではセバスチャンは高位であり、公爵の肩抱きを持つ悪魔だったが、執事だったセバスチャンが当主のシエルを妻にする為には、それなりの理由を示さなければならない。
 悪魔であるセバスチャンには、どうでもいい事であったが、妻となった元伯爵シエルの為に、辻褄は合わせなければ・・・
 シエルはうんざりした。
 貴族なのに、鬱陶しい貴族社会の決まり事など、どうでも良いのに・・・
 セバスチャンの方が乗り気なのは、自分に対する嫌がらせなのかと思う。
 どうせ、夫婦になった自分達を見世物にしたいモノ好き達が集まるだろうから・・・
 『見せつけてやれば良いのですよ』
 セバスチャンの言葉が蘇る。
 二人で主催に挨拶し、ホールに入れば、人だかり。
 お互いが質問責めで、引き攣る口元を扇子で隠し、にこやかな風を装うシエルに対し、セバスチャンは社交辞令で難なく質問をかわすセバスチャン。
 対照的であるのに、一対の絵画の様な美しい二人に、殆どの者が魂を抜かれた様に、呆けていた。
 年の差など、貴族社会にはよくある事。
 執事が主の夫になるのは、滅多にないスキャンダルであるが、『女王の番犬』の肩書がある二人を敵に回そうとする無謀な貴族もいない。
 暗黙の了解で、二人を詮索する者もいない。
 いたとしたら、闇に消えゆく定め。
 そうこうしているうちに舞踏会が始まり、ファントムハイヴ夫妻も踊りの輪に加わった。
 脆弱なシエルの為に、セバスチャンは一曲だけ踊りを披露すると、早々に舞踏会を退出し、主催に夫婦揃って、丁重に挨拶し、帰宅した。
 
 「はぁ・・・疲れた・・・」
 「こら、シエルなんです?はしたない・・・」
 ドレスのまま、寝室のベッドにドサリと倒れ込むシエルをセバスチャンが窘めた。
 元執事のくせが抜けない現当主は口煩いのだ。
 「いいじゃないか、僕とお前しかいないんだから・・・」
 セバスチャンの嫉妬から、女体に変えられ、処女を奪われた揚句、無理やり犯された。
 何度も何度も抱かれ、妊娠しなかったのが奇跡だった。
 月経すらなかったのだから、当たり前なのだろうが・・・
 「確かにそうですが、今の貴方は伯爵夫人なんですから、節度を持って行動して下さい。いつ使用人の目に触れるか解らないのですから、緊張感を持って・・・」
 チュッ・・・
 言葉を紡ぐ前に、口を塞がれた。
 嫌な舞踏会に付き合ったのだから、ご褒美をよこせ!的なシエルの誘い。
 「まったく・・・そんなに御嫌でしたか・・・仕方ないですねぇ・・・続きは浴室でね・・・」
 滅多にお風呂で抱き合う事のなくなったセバスチャンにしては珍しいとシエルは思った。
 セバスチャンはシエルと共に、舞踏会でもみくちゃにされ、移った匂いをお風呂で洗い流したかった。
 自分で選んだ入浴剤、シャンプーなどで、シエルを包み込みたいと・・・
 「んっ・・・はっ・・・」
 もうシエルの身体を洗うのに、スポンジなど必要ない。
 二人きりなのだから、シャボンを泡立て、すべすべの肌を堪能する。
 「そんなとこばっかり・・・」
 小さいながらも、健気に膨らむベリーの様な胸の果実を撫で回すセバスチャン。
 「ではこちら?」
 セバスチャンの指は悪戯に下腹部に伸ばされる。
 「あっ・・・」
 敏感過ぎる身体はそれだけで、高ぶってしまう。
 「もうヌルヌルじゃないですか・・・気持ちいい?」
 「言うな!」
 夫となったセバスチャンは相変わらず意地悪で、言葉でシエルを嬲る。
 シエルはただセバスチャンの首に手を回すだけ・・・
 快楽に翻弄された身体は言う事を効かず・・・
 「明日は一日ごろごろ致しましょうか・・・」
 魔性の囁きに頷くだけのシエルだった・・・
                                   FIN
H27.11.4 P9:00

「本能のままに」セバシエR-18シエル女体夫婦設定
御久しぶりの更新です。
最近、更新中のちび猫が今朝、無事にお嫁に行きました・・・
預かって、代理で育ててただけですが、母共々、気が抜けてます。
旦那が一番ショックでしょうが・・・
セバシエ短編ですが、お楽しみ頂けたら幸いです♥


    「本能のままに」
 どうしてこうなってしまったのでしょう・・・
 セバスチャンは一人、思案していた。
 人の子との契約如きに振り回されて・・・
 悪魔の美学は・・・
 
 「おい!セバスチャン!」
 シエルの声すら届かず・・・
 「いい加減にしろ!セバスチャン!!!こっちへ来い!いつまでもそんな所で唸られてたら、鬱陶しいだろうが!!!」
 ハッ・・・とするセバスチャン。
 そう、セバスチャンは、主寝室のベッドの脇に座ったままでウンウン唸っていたのだから・・・
 「ああ・・・申し訳ございません・・・今そちらへ・・・」
 「フン!お前が何処で寝ようが構わんが、そんな所で唸られてたら、本の内容すら頭に入らん!僕の読書の邪魔はするな!!!」
 シエルは素直じゃない。
 既にセバスチャンとは婚姻を結んだのだから・・・
 悪魔で夫になつた旦那が一人唸ってるのが、気になって仕方ないのだから。
 ゴソゴソとセバスチャンはシーツを捲り、シエルの横に収まる。
 もう一人では眠れないシエルなのだから・・・
 「折角、お誘い頂いたのに、貴女は私をほっておいて読書ですか?」
 サッとシエルの本を取るセバスチャン。
 「チッ・・・僕は誘ってない・・・あっ・・・やめ・・・」
 「奥さんがベッドに夫を誘うって・・・こう言う事でしょう?」
ネグリジェを肌蹴け、首筋に舌を這わす。
 「やっ・・・あ・・・んっ」
 毎夜抱かれ慣れた身体は正直だった。
 「もういい加減、素直になっても宜しいでしょう?貴女みたいに頑なな方は新鮮ですが・・・」
 「そんな僕が好きなんだろう?」
 「ええ・・・そうですね。好きですよ、愛してます。でなければ、性別を変えたりなどしませんよ、私は悪魔で夫ですから・・・」
 「だったら、もっと僕に集中しろ!よそ見など許さない!」
 「勿論!貴女以外の人間など、私には虫けらも同様ですから・・・」
 悪魔には、
『愛する』と言う感情など存在しないとシエルは思っていた。
 所が過去の記憶を塗り替える為だけの行為がいつしか、二人に別の感情を生み出してしまっていた。
 『愛している』と・・・
 シエルは人間だから、感情を理解出来たら、貪欲になれたが、セバスチャンは違う。
 SEXなど、魂を確実に頂く為の手段に過ぎなかった。
 シエルは過去に凌辱されていたから、セバスチャンは、手を出す時期を躊躇していた。
 社交界の貴婦人達は淫らで、その為ならどんな手段も使う。
 セバスチャンが身分が低かろうが、一夜の相手としては最高の容姿で、その手の誘いも多かっただろう?
 それに比べ、非力で華奢な自分に欲情すらしないだろうセバスチャンにいら立ちを感じ始めたのは、シエルの方。
 セバスチャンが自分を求めるなど、あり得ないだろうと・・・
 きっかけはなんだったのか・・・
 今となっては覚えていない・・・
 それでも、男に抱かれる嫌悪感は散々知っていた筈なのに、セバスチャンとの初めてはそんな感情すら芽生える事もなく、快楽を感じ、気を失った程だった。
 その日を境に、求める頻度は自分の方が多く、セバスチャンが戸惑う方だった。
 シエルの肢体は素晴らしく、青く幼い身体で快感を得る事が出来るなど、セバスチャンは思わなかった。
 シエルがその時は愛など微塵も感じてなくて、只の睡眠誘発材としてのSEXを求めていると知っていても・・・
 貴族社会は爛れていて、主がメイドに手をつける事など日常茶飯事。
 主と執事がそう言う関係にならない事もないと知っていたとしても・・・
 命令されれば、拒否出来ない。
 いつしか、二人の感情は大きく変わり、今の状態だった。
 「んんっ・・・あぁぁ・・・」
 セバスチャンに全裸に剥かれ、シエルは喘ぐ。
 今はセバスチャンも肌を晒し、二人ベッドの中で戯れる。
 本能のままに・・・
 互いだけ求めて・・・
 セバスチャンの魔力により、今は女性となったシエルはセバスチャンの子を孕むべく、準備を開始したのだか、まだ幼い為、受精には至らない。
 不満と言えば不満だか、二人だけで甘い時間を過ごすのも悪くない。
 朝が明ければ、戦争なのだから・・・
 使用人達の問題解決が山積みなのだから・・・
 暫し眠れ・・・       FIN  H27.5.17 P3:57